今朝10時から、
熱海市役所5階会議室において、
第4回「議会運営委員会」が開催された。
協議事項は、
12月定例会最終本会議運営について、
追加議案や
討論の通告と発言順序、
議事順序及び議事日程について。
討論の通告は、
共産党議員一人だけで、
ここ数年間で初めてと記憶している。
その他では、
市議会最大派閥から、
「財政危機宣言」撤回を求める要望決議(案)が、
提出され、
各会派から意見が募られた。
決議案には、
12月5日開催された、
全員協議会において、
齊藤市長は「財政危機宣言」を突然発表し、
広く報道されたところであるが、
本宣言があたかも、
直ちに熱海市財政の、
破綻に繋がるかのような、
印象を市内外に与えており、
癒しを提供する観光地としての、
本市のイメージを、
大きく損なうばかりか、
来遊客への心理的な影響、
外部からの投資の滞り、
居住者の転出など、
地域経済への影響の実体化も、
懸念されているところである。
万一、
このような事態が生じますと、
極めて厳しい経済環境にある、
市内産業に深刻な影響を与えるばかりか、
税収減少などの、
市財政への影響も不可避であり、
市長の意図とは逆に、
本末転倒の結果をもたらす
おそれがある。
かつて、
バブル経済崩壊後、
廃業旅館が立ち並ぶ景観が、
苦境に立つ温泉観光地の象徴として喧伝され、
その悪しきイメージを払拭するため、
官民とも多くの時間と費用を
要したことは、
市民の記憶に新しいところであり、
同じ轍を踏む愚を回避するためにも、
誤った情報を与えかねない、
「財政危機宣言」の撤回を求める。
とあり、
賛成議員の記名が付帯されることに。
小生は、
「市長の発言については、
軽率の誹りを免れないのは否定できないが、
市長は、
ムダを排除するという基本姿勢を示すため、
市民を始め議員や職員に向けての宣言だったのが、
夕張市の自治体倒産とリンクと重なり、
一人歩きしたのではないのか」と、質すと、
齊藤市長は首を縦に振ったものの、
拘束力の薄い、
撤回を求める要望に対しては、
終始一貫、
”首”を振らない姿勢を貫くようである。
また、議員定数削減について協議され、
ここでも、小生は、
「ムダのカットの聖城である人件費削減は、
先ず議員が率先して”血”を流すべきで、
市外通勤職員や夫婦共稼ぎの削減を、
スローガンに付託された議員の一人としては、
議員を削減するか、
報酬大幅カットするなどして、
議員が率先して、
市民と危機感を共有し、
熱海再生を図るべきではと、
持論を述べたものの、
削減賛成は、
小生と橋本議員(民主党)のみで、
敢え無く否決されてしまった。
さて、今日は、
「週刊朝日」連載の、
高須基仁氏(モッツ出版)、
修羅場・土壇場・高須場は明日紹介するとして、
写真で綴る、
鈴木宗男代議士の熱海滞在記の
エピローグを写真でお届けしたい。
僅か一時間の熱海滞在で、
多くの市民や、
参加者に感動を与えた、
鈴木宗男衆議院議員は、
来月末か2月初旬に、
再来することを約束して、
会場を後にしたのである。
鈴木代議士には、
心から感謝しつつ今後、
国政での活躍を期待したい。