日曜日の日中、親水公園には
多くの観光客が、
満開の”熱海桜”に向けて、
携帯のシャッターを切る姿が目立ったが、
遠藤夫妻(東通メディア)と、
浜町の”おばんざい”へ軽く一杯ということで、
午後7時過ぎに、
銀座・浜町周辺を歩いたところ、
一転して、人影が消えていた。
そうした客足を想定してか、
商店街のシャッターは閉ざされ、
街灯だけが虚しく歩道を照らしていた。
顔見知りの商店主からは、
「何とかして~っ」と、
悲鳴に近い懇願をされ、
観光地熱海に従事する者にとって、
景気回復など夢のまた夢といった、
印象を更に深かめ、
3月議会では、
こうした”市内”の夜の現実を踏まえ、
当局の真摯な対応を引き出したいものである。
さて、所変わって”大阪ミナミ”。
今回の目的の一つに、
倉沢・山下両氏から依頼された、
大阪ラーメンの関東進出に関する”事前調査”があった。
案内されたのは、宗右衛門町に店舗を構える、
元祖豚骨ラーメンの
「作の作」
オーナは、”浪速の仕掛け人”、
木村修作氏。
この店の特徴は、
鹿児島産黒豚タップリの贅沢トンコツと、
ばら肉、鶏がらを12時間ジックリ煮込む独自の手法。
トンコツ特有の臭みを払拭し、
大阪発の新トンコツとして、
カドのないまろやかな濃厚スープに、
仕上げは、
秘伝の”脂味”が加えられ、旨味は更に増す。
店内はカウンターだけにミニ店舗だが、
芸術的味を求め、
「久本雅美」さんらタレントさん等の、
社員も飾られており、
しょう油,塩ラーメン・・・700円
みそラーメン・・・・・・・・750円
好評の、
しょう油キムチラーメンは800円を
男4人で”回し食い”をしたが、
前評判を裏切らない味を提供してくれた。
ネット上にある、昨年10月での、
「関西の美味しいラーメン屋さん情報」では、
一大、一風堂、彩華らーめん、麺屋輝、もっこす、
千石楼、ガキ大将ラーメン泉佐野店、
王将阪急東通り店、雄来、鹿陽軒平野店、
天下ご麺、こだわりラーメンまるもうけや、
だんじょう軒、麺屋其の一、松原 恵比寿、
来来亭、しぇからしか、無鉄砲、純連の、
並み居る競合店を押さえ、
ナンバー1に、ランキングされた。
しかし、「作の作」を有名店に押し上げたのは、
名古屋「錦」”サンシャイン榮”2階で、
昨年、
6月18日から8月31日の
期間限定で開催された、
名古屋麺屋横丁へ
ニューウエーブ7人衆の一人として、
出店し、
一日平均30万円以上を売り上げ、
美味いラーメンの証として、
数え切れない程の雑誌や
インターネットで取り上げられたことだ。
マスターは、
首都圏進出を目標に、パートナーを探し、
全てのノウハウを伝授して、
”ラーメン”を”弾”に、本場中国へ
日本の味を”撃ちこみたい”との目標を掲げ、
小生に、
名古屋で成功した”テナント”の運営、演出サインや、
厨房の詳細図面など、
”昭和30年代”の、
ラーメン黎明期当時を思わせる
貴重な”ノウハウ”が詰まった「ソフト」を預けた。
「作の作」に一歩踏み込んだとき、
何故か、8坪足らずの店だった
”つぼ八”(居酒屋)が急成長していった
過程を思い出したのである。
「作の作」関東進出に興味のある方は、
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[作の作」
〒542-0054
大阪市中央区宗右衛門町6-25
電話06(6212)4188