スタンド割烹「日本」は、
難波で最大の”サウナ”ニュージャパングループだ。
過去に何度か、松本氏にサウナとマッサージで
案内していただき、
ズラッと揃った若いマッサージ嬢に
度肝を抜かれた経験がある。
今夜は”ニュージャパン”に寄らず、
倉沢氏の事業パートナーであり、吉本新喜劇所属の
「池乃めだか」師匠のスナック、
キャットへ、
足を伸ばすことに。
ドアを開けると、
めだか師匠が、ミニステージの上で、
シンセドラムをカラオケのリズムに合わせて、叩いていた。
めだか師匠は小生たちを見つけるなり、
顔を崩して歓迎の意を表し、
握手を求めてきた。
店は30坪程度のスナックで、
カウンター席とテーブル席とミニステージが。
照明は明るく、男性5,000円、女性3,000円の
一定料金の明朗会計がウリで、
壁に飾られたボードには、
吉本のタレントさんを始め、多くのスポーツ選手や、
芸能人が「キャット」を訪れ、
記念写真を残している。
松本氏は近くに事務所があり、
この界隈には精通していたつもりだったが、
「キャット」は初めてという。
先客が数組。
最新のカラオケマシーンと、
めだか師匠のシンセドラムの伴奏を楽しむかのように
カラオケマイクを握り自己顕示に余念がなかった。
外久保氏も得意の喉を披露したが、
松本氏は風邪気味とかで、
小生はしつこく、クリクエストしたのだが、
残念ながら歌っていただけなかった。
めだか師匠は、
昨年逝去した、新喜劇で一世を風靡した
「故岡八郎」さんが移っている写真を紹介したり、
ボードに飾られた記念写真について、
丁寧に説明し、
客あしらいのうまさも垣間見せた。
倉沢氏は、
熱海にもこうした芸能人やタレントの店があると、
各方面からの、
誘客に一役買うと、膝を乗り出し、
何なら「池乃めだか」の店”キャット”熱海店でも、
オープンするなら全面的に協力する。
師匠や”キャット”と縁のある、
知りえる限りのタレント・芸能人に”熱海”を紹介すると、
力強いお話が。
小生は外久保氏が考えるなら協力すると、
応えるに留まったが、
一考する価値のある有難いお言葉だ。
倉沢、山下両氏をロシア訪問に誘った、
著名週刊誌社主と小生、
実は間接的に繋がっていたのである。
キーワードは、故金平協栄ボクシングジム会長である。
この社主は、故金平協栄ジム会長の
葬儀委員長を務めるほどの仲という。
1993年、小生がモスクワ経由で、
当時の”グローズヌイ”(チェチェン・イングーシ共和国首都)の、
大統領府に招待されたのも、
故金平会長が旧ソ連から選抜し、
日本でライセンスを取得させた、
オリンピック経験者のボクサーの一人
”シビエフ・ラムザン”と友人だったからだ。
同時にソ連から来日し世界チャンプまで上り詰めたのが、
ユーリ・アルバチョフと、
グッシー・ナザロフの二人である。
この時点では、
故金平会長とは接点がなかったものの、
その数年後、
旧「つるやホテル」にて、
国会タイムズ主催のシンポジュウムを機に、
可愛がって頂くようになった。
今回、
外久保氏と旅館の販売促進のヘルプとして、
大阪に来なければ、
こうした”縁”を感じ取れずじまいだったはず。
今後どのような展開が待ち受けているのか、
ワクワクするような期待感が膨らんでくる。
午後11時30分、
キャットにさよならを言い、
一路「金龍ラーメン」に向う。
キムチ、にんにく、にらキムチを各々お好みの量で味を調整、
それぞれの満足感を満たし、
倉沢氏が用意した「ホテル」にチェックイン、
大阪一泊、販促の旅は、
ほぼ満点の収穫を得て散会となった。