観光福祉委員会&定例会質疑内容

去る29日の観光福祉委員会では、
9月定例会に上程された、
議案第39号  
 平成17年度熱海市一般会計補正予算(第3号)
議案第41号  
 熱海市池田満寿夫・佐藤陽子創作の家条例
議案第43号  
  熱海市駐車場管理条例の一部を改正する条例
議案第44号  
 熱海市初島高齢者健康増進施設の
 設置及び管理に関する条例
議案第45号  
 マリンスパあたみの設置及び管理に関する条例について、
採決された。
そのほか、
アスベスト調査結果についての報告があった。
アスベスト含有が疑われる11施設15個所について、
分析調査され、市内の小中学校及び、
市営住宅5施設6箇所については、
各施設とも問題なしと判明したが、
旧第一浄水管理センター(風呂場)から、
タイル、トムレックス吹き付け等に17%の含有が、
さらに同所排風気質のトムレック吹き付けから、
8,6%の含有が判定され、
早急に対応策を検討されることが報告された。
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また、前日本会議で小生が質疑追求した、
介護サービス提供事業者による、
不正請求問題について、
委員会で報告された。
「伊藤介護支援センター」は、
入居者に対し、短期間のサービスを多数回提供し、
同時に複数の利用者にサービス提供し、また、
訪問介護に該当しない事実を認識しながら、
利用したと架空の居宅サービス計画を作成、
給付管理していたもので、
静岡県の監査による返還金概算額は、
2,996,558円で、
県より、事業者へ通知された。
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こうした問題は氷山の一角と見られ、
不正請求(水増し請求)の実態は、
内部告発しか不正をただす
手がかりは困難のようである。
高齢者とヘルパーのサービス現場は、
密室の中での行為であり、
第三者が内容を把握するのは難しいという。
さて、この介護に関する問題こそ、
小生が9月議会で掲げたテーマでもあった。
では、9月定例会での、
質疑の続きを掲載しよう。


厚生労働省の調べでは、
全国的にも、特養入所待機者が
「33万人以上」に達しておりますが、
今のところ特養施設は「社会福祉法人」か
「自治体」しか設立・運営ができないのは、
公共性の強い特養施設の運営は、
「営利法人にはふさわしくない」と、国が決めているからです。
しかしこの規制が、
実は「社会福祉法人」の野放しにつながり
様々な不正事件を
引き起こす要因となっているのでございます。
不正のうち日常茶飯事と言えるほど
頻発しているのは、
特養施設建設補助金の不正受給でございます。
施設建設には、
国と自治体から莫大な補助金が支給されており、
このシステムを悪用する
「建設業者」と「社会福祉法人」が手を組んで、
“工事代金”を水増し請求する
「彩福祉事件」などが記憶に新しいところでございます。
介護保険に詳しい、
専門家によれば、そのほか、
悪質な例として、特養施設で働く職員の数を水増しして、
介護報酬を不正受給する手口も急増し、
介護保険制度発足後の5年間で、
こうした不正受給の総額は
「少なくても30億円以上」と糾弾しております。
しかし、ここにきて
整備計画を進める仮称「伊豆海の郷」運営法人に対する
資金繰りを質す告発メールが議会関係者宛に届いています。
 
その内容の一部を抜粋しますと、
「はじめまして。一市民として
熱海の未来を憂い、メールをさせていただきます。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

2 Comments

  1. 連続ドラマを見ているような感覚です。
    いいところで、次をお楽しみにというような・・・。
    ブログとても楽しく、興味深く読ませていただいております。
    お忙しい中での更新大変でしょうが、これからも読ませてもらいますので頑張ってください。

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