熱海市議会6月議会における
上程議案に対する、各議員の質疑は
http://www.city.atami.shizuoka.jp/public/gikai/
(老朽化著しい熱海市役所)
今日24日(金)「熱海市政調査会」
村山憲三議員の登壇でピリオドをうつ。
熱海市職員不適正採用疑惑、
市道での損害賠償問題、
ゼファーと熱海市、景観を守る会との確執の
落としどころ、
熱海市が東海岸町当該土地を買収できないのか。
など、熱海市民が知りたい項目が満載。
ただし、一人会派のデメリットは
質問時間が短いことだ。
どこまで、川口市政に対して核心に迫れるか。
午後13時10分、議席番号13番(村山)が演壇に向かった。
熱海市政調査会「村山憲三」でございます。
ただ今から、今議会に上程されました
議案に対する質疑並びに
一般質問をさせていただきます。
先ごろ、静岡県総務部が発表した、
平成16年度の「都市別データーランク」では、
わが観光地熱海の絶望的な都市構造が
丸裸にされています。
人口千人あたりの死亡率が最悪で。
持ち家率や人口増加率等も
県下22市中、最低にランクされました。
死亡率の中でも、ガンの死亡率が第一位で、
他の2つの生活習慣病についても
第二位にランクされております。
さらに、市民税収納についても
急激な落ち込みが目立っており、
昨年度は、滞納額を含め
僅かに96億円と、
平成11年度の130億円から
何と34億円もの減収となり、
収納率も「64.8%」と
年々悪化の一途を辿っているのは
ご案内の通りでございます。
「親切と文化」、
「市民を真ん中に置いた市政」
「花と光とカジノ」、
「花づくり、街づくり、人づくり」等で
押し通してきた
「川口市政の10年間」ですが、
集大成を、
「2010年を目標とした花の都づくり」と
位置づけて、
その“一里塚”と銘打って
熱海市が単独興行を強行し
見事にコケたのが、
あの、いわくつきの
「熱海花の博覧会」であります。
これを舞台とした巨額赤字補填と、
曖昧な結果責任の所在を求め、
市民のやり場のない閉塞感が、
さらなる熱海脱出劇や生活習慣病に
拍車をかけているのではないのかと、
私は心を痛めているのでございます。
(つづく)