熱海温泉宿泊施設の窮状とノー天気な役所の対応と市民の反応(1)

今日の土曜日は、愛犬ふ〜との散歩の後は、
中央町の事務所にて山積みの資料の整理をしていたら、友人から電話が入る。
ーケンゾーさん、染井旅館の民再に関係しているのーと。確かに先月までは、
塩野靖氏(スカイパートナー)の案内で、中国・長春市内で
自動車販売や不動産業を中心に事業展開している企業家T氏ご夫妻と、
在留中国人経営者(マッサージ&エステ)除氏を伴い当該旅館に一泊し、
染井旅館だけでなく、国道135号線沿いにあるNTや同じ国道沿いにある、
かけ流し温泉ホテルM等を買収を目的として視察しており、事情を知る友人が
同じ、中国人投資家をキーワードに訊いて来るのも頷ける。しかし、
今年に入ってから直ぐの案件でもあり、間接的な繋がりを質すべく、
塩野氏に長春関係者への確認を急いだところ、寝耳に水との返答だったことを告げる。
さて、その染井旅館について、昨日に引き続いて、
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民再手続き開始事情説明書をご紹介する事で、染井旅館前経営陣の、
塗炭の苦しみと苦渋の選択の中で施設を維持してきた
努力と無念さを汲み取ることで、今現在、
熱海温泉の多くの宿泊施設が抱えている経済的事情と、後手後手対応の、
海市が抱える潜在的問題点についても考えて頂ければ幸いである。
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この点、
弊社の所有する不動産にはすでに担保が設定されており、これを換価して
運転資金を捻出し、あるいは追加の融資を受けることが困難な状況にありました。
その上、他に運転資金の不足を補い得るような資産も保有していなかったため、
前記の売上高及び営業利益の減少は、直接、
弊社の運転資金を圧迫することとなりました。その結果、
上記営業損失等の影響を受け、前期から今期にかけての弊社の
キャッシュフローは極めて悪化し、平成21年6月中には、
金融機関に対する利息の支払い及び元金の返済を停止致しました。
かかる状況に至り、弊社は現状のままでは事業の継続が困難であると判断し、
資金面で包括的な支援を受ける事が期待できる事業譲渡先(スポンサー)の
選定作業を進めていましたが、申立代理人らにおいて
指摘入札を実施したところ、今般スポンサー候補先として
CMIC燕明株式会社が見つかり、同社との間で弊社の
旅館事業に関する合意が得られました。具体的には、弊社の旅館事業を分割し
新会社(新生染井)を設立して、新生染井において従来同様
旅館事業を運営して行くことになります。(つづく)

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

1 Comment

  1. 段さんへ こんばんは
    劉さん一行は明日帰国されます。
    熱海市内の物件購入に意欲を燃やしております。また帰国前に、
    依頼された案件もございますので、今後とも協力させて頂きますので、
    次回は段さんも熱海にいらっしゃって下さい。また、私は、
    日本映画テレビプロデューサー協会員の一人として、
    映画やビデオ制作、コンテンツ配信事業を立ち上げています。是非一度、
    長春映画製作会社関係者と合作その他の映像ビジネスを前提に、
    一度、長春市を訪問できれば幸甚に存じます。

    熱海市議会議員 村山憲三

    http://murayamaken3.xsrv.jp ken@jyohou.com

    090−5110−7600(携帯)

    熱海市議会議員 村山憲三

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