昨夜市内の高級旅館に宿泊した中国・長春市から来熱した、
劉鉄氏ご夫妻はーこれぞ、求めていたサービスですーと通訳を介して
熱海温泉に対する好印象を残して、今日の宿泊地箱根へと向かった。
さて現在、熱海市内のホテル・旅館が売りに出されていると言う話しは、
宅建業者の一部から競売物件として、或は
噂話の類いで漏れ聞こえてくる程度で、当事者から直接、売りたいという、
情報はこれまでにもあまり聞かない。ただ、知らない間に、
所有権や経営権の移行が行われても、宿泊施設の商号同じと言うケースは多々ある。
もっとも、現行の消防法や保健所の認可基準等複雑な手続きを踏まえるとなれば、
莫大な費用が嵩み、旅館ホテル経営のうまみは飛んでしまう。今後も、
競売物件以外はこうした方式が一般的となるのだろうか。また、
中国人の熱海市内の宿泊施設への投資話しは、個人的なルートだけに止まらず、
不動産ブローカーや宅建業者等を通して舞い込んできているようだが、、今のところ、
中国系投資家が買収したと言う話は聞こえてこない。昨日は、
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劉氏側の希望施設への思い入れは聞けたものの、売買代金の決済や
買収資金をどのような形で持ち込むのかについては触れずに、
塩野靖氏(スカイパートナー)からの報告に委ねて別れた。何れにしても、
1000に3つあれば御の字だが、劉氏の買収目的と熱海再生は諸刃の剣でもあり、
中国からの外国人観光客や宿泊客の受け皿となるメリットと
文化と生活環境、秩序や倫理観等の隔たり等難問も山積するが、真の、
国際観光温泉文化都市「熱海」再生への踏み絵は一層厳しいものとなるそうである。
今日はタイトルにもあるように、午後2時から
来宮神社において祈年祭が斉行され、総代や厄年奉仕会、
今年の祭典当番町内役員等が参加する中神事が行われた。この席で、
今年42才を迎える厄年奉仕会の名称を聞く事ができた。
その名も、嘉節五十猛會(かせついたけるかい)。
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この難解とも思える名称の由来については、
中島秀人会長から資料を手渡されたので報告したい。
・・・・・・・・・・嘉節五十猛會(かせついたけるかい)
来宮神社の御祭神として知られているのが、
御木像「五十猛命」(イタケルノミコト)。これは、
熱海の海で漁師の網にかかった御木像として鎮座されているが、これは、
奈良に平安京ができた710年(西暦)。それから数えて今年は、
1300年後の西暦2010年を迎える。節目の年として、
この機会に多くの市民に知って頂くべく
来宮神社にとっても氏子にとっても、節目のめでたい年という意味の
嘉説(かせつ)という言葉を頭に添えたといい、
呼称はイタケルカイと呼んでほしいとPRした。今夜は先ほどまで
北海道人会の集まりに呼ばれて、ひつじや(ジンギスカン料理)での親睦会に参加した。
詳しい事は明日に送り、今夜はこの辺で閉じる事に。