今日は、
熱海市議会2月定例会、
本会議2日目で
注目される同僚議員の質疑について、
抜粋して
掲載する予定だったのだが、
明日登壇する、
小生の
再質問などに関する内容に、
中央町の事務所にて、
メリハリをつける作業に
時間がかかってしまったこともあり、
最初に登壇した、
杉山議員は今季限りで
議員生活に終止符を打つことを
壇上で宣言したこともあり、
斎藤市長の杉山議員に対する、
重層的支援体制整備事業に関する
答弁書を掲載したい。
・・・・・
私からは、
重層的支援体制整備事業に関する
2点のご質問にお答えいたします。
当事業は、
包括的な支援体制を構築するため、
社会福祉法の改正により
令和3年4月1日に施行された
市町村の任意事業であり、
県内では
函南町に続き2番目の事業開始となります。
はじめに、
それぞれの事業主体の果たす役割と
事業推進に当たっての理解度、
関係機関の連携についてであります。
本事業の3つの柱のうち、
「包括的相談支援事業」と「地域づくり事業」の
2つの事業については、
市内3か所の
高齢者相談センターのほか、障害者、
子ども、困窮の各相談機関と、
それぞれの分野の
地域づくり事業を実施している
委託事業者が事業主体となります。
この2つの事業の役割は、
どの相談機関においても相談者の属性や
世代に関わらず
包括的に相談を受け止め、また、
地域づくりにおいて、
多世代交流や居場所づくりなど、
相談者の
社会的孤立を防ぐ役割を担います。
次に、もう1つの柱であり、
新規事業となる
「多機関協働、参加支援、アウトリーチ事業」については、
熱海市社会福祉協議会が事業主体となり、
多機関協働事業の支援全体の
調整機能の役割のほか、参加支援により
相談者の社会参加を促し、
アウトリーチにより自ら
支援を求めることができない方に
支援をつなげる役割を担います。
(中略)
次に、
社会福祉協議会が行う事業内容につきましては、
複雑化・複合化した課題の
整理、相談者に合った支援プランの作成、
支援する
関係機関の役割分担のほか、
ボランティア活動や就労へのつなぎなど、
社会福祉協議会の果たす役割は
大変重要であることは、議員ご案内のとおりであります。
4月からの事業開始にあたり
改めて
市と社会福祉協議会の連携を強化し、
事業の核となる人材の育成や、
全庁的な
事業に対する理解と協力による
包括的な
支援体制を構築してまいります。