ー伊豆山土石流災害からの復興ー
伊豆山土石流災害は、
熱海市にとって未曽有の大災害となりました。
27名の尊い命と
多くの財産が失われ、未だ
お一人の方が行方不明となっております。
そして現在、
警戒区域内の130世帯を超える
約240名の皆様が、
応急的な住まいで不自由な生活を
余儀なくされています。
発災から1年以上が経った今、
被災された皆様に対する支援を
丁寧に行いながら、
被災地域の復旧・復興を
本格的に進めていくことが、
市政の最重要課題と捉えています。
まず、
被災された皆様に対する支援です。
被災された皆様の置かれた状況は様々であります。
そして、その状況は
刻一刻と変化していきます。
これらの状況を的確に捉え、
「伊豆山ささえ逢いセンター」 や
地域のご協力を得ながら、
被災者の皆様に寄り添った
見守り・相談支援を引き続き行ってまいります。
また、
被災者の皆様が生活再建するために必要な
支援策を提示、
実行してまいります。
被災地域の復旧・復興については、
被災された皆様
そして、
地域の皆様の声をしっかりとお聴きしながら、
既に策定した
「伊豆山復興基本計画」、及び
「伊豆山復興まちづくり計画」に基づき、
各種復興事業を着実に推進してまいります。
特に、
帰還を希望される皆様に対しては、
令和5年の夏の終りまでに
現在の警戒区域を解除し、
条件が整い次第、
速やかに帰還していただけるよう努めてまいります。
伊豆山復興計画の進捗管理及び修正の際には、
被災された方や
地域の方々の声が反映できる仕組みを
つくってまいります。
また、
引き続き、
伊豆山土石流災害の原因究明の作業を進め、
これを
再発防止に向けた取組みに活かしてまいります。
(つづく)