さて、
豊洲新市場への出店をめぐり、
時の人となった缶のある、
髙橋会長(万葉倶楽部)の自伝、
”わが人生”その(59を掲載する。
・・・
ー社名だけでなく、
我が社独自のサイズも
ジャンボサイズと命名しました。
ジャンボーはスワヒリ語で
「こんにちは」の意味だそうで、
19世紀に実存した
巨大なアフリカゾウの
名前だったことから、
「大きなもの」
「巨大な」という
意味を持つようになったそうです。
後年
日本ジャンボーが
黄色いゾウを
マスコットキャラクターとするのは
そうした理由です。
「ジャンボジェット」の愛称を持つ
米国ボーイング社の
大型旅客機「747」が
就航するのは
1970年ですから、
会社設立の60年当時は
かなり新鮮な言葉でした。
その「ジャンボー」に
「日本」をつけたのは、
私の志のなせるわざでした。
実家の庭の作業小屋で始めた時は
「伊豆山写真」、
その後は
「アルプス写真」を名乗りました。
今度は
「熱海ジャンボー」かな、
もう少し大きく
「静岡ジャンボー」にしようかな、
と考えましたが、
「いやいや、夢は大きく日本一」。
だったら「日本ジャンボー」だ。
(つづく)