今日午前11時より、ジャパンマリンユナイテッド
横浜事業所鶴見工場にて建造された平成23年度
中型掃海艇「はつしま」の引き渡し式並びに
自衛艦旗授与式に、海上自衛隊横須賀地方隊の
井上力総監からご招待を受け、同じく出席する
高橋幸雄市議会議長及び議会事務局から
桜井事務局長、遠藤副室長と共にワンボックカーで
鶴見に向う。ジャパンマリンユナイテッドは
アイ・エイチ・アイマリンユナイテッドと
ユニバーサル造船が統合し、比較的小型で高度の
技術を要する艦船の建造を担っており、特筆すべきは
強化プラスチック(FRP)、アルミニウム、鋼の
三種類の素材を使って艦船の建造が可能なことである。
掃海艦艇建造に用いられるFRP型艦船の建造設備としては
FRP組立工場、FRP内業工場及びFRP専用の
「掃海艇専用建造船台」は大型開閉扉を有し、船台全体を
建屋で閉囲した全天候型の船台となっている。また、
「はつしま」については、従来木製であった掃海艇が
FRP化した3番目の艇で、平成24年4月に起工し、
平成25年に進水した。また案内資料によれば「はつしま」は
日立造船・NKK及びユニバーサル造船時代を含め、
ジャパンMユナイテッド社としては”掃海艇113隻目”という。
この後の予定では、掃海艇「はつしま」の熱海入港は
5月22日~24日の間と聞き及んでおり、観光防災実行委員会、
(掃海艇はつしま後援会)としては、観光客に対する
安心安全をアピールする上で「はつしま」入港をキッカケとして、
大きなビジネスチャンスに繋がるよう努力を重ねたい。