夕食後、温泉浴と読書を楽しみにKKRホテルへ。土曜日とあってか
駐車場は満車状態だったが何とか入り込む。今日は日がいいのか、
フロント回りには結婚披露宴に出席した来賓の姿が多くあった。
その中の女性の一人から声をかけられる。振り向くと、
—あの〜っ、石村です。披露宴宜しくお願い致しますー。綺麗な方だった。
あっ、そうか、今月26日に熱海後楽園ホテルで華燭の典を控えている、
西村葬儀店次男の新婦となる方だった。軽い会話と会釈を交わしてエレベーターへ。
へ〜っ、ここでお会いするとは奇遇である。実は小生、
新郎の父親とは30年来の友人であり、愚息もまた、石村家の二人のご子息とは、
神輿の会等を通じて親しくさせて頂いている。
石村家のルーツは、故石村忠信氏。石村氏は北海道出身で市の観光部長から、
“西村葬儀店”のオーナー兼、伊豆毎日新聞社の主幹を務めた方で、
小生が起業した「サンシン印刷」の顧問的な存在として、また、当時は、
ローカル新聞の使命は、政治的情報を
市民が仕事の道具として使えるよう報道することだ、と教えられたのを思い出す。
脱衣所では、浴室係の赤井さんから、今月いっぱいで退職するとの挨拶があった。
聞けば、赤井さん御年75歳とのことだったが、髪はふさふさ、背筋は真っ直ぐで、
とてもとても年齢には見えなかった。ここ5〜6年間ほど前から顔なじみだが、
就業規定には逆らえないとあってはご苦労様としか、言いようがなかったが、
相手はサバサバした表情で笑顔を見せた。で、今晩は、
開業医や薬局のご主人他、いつもの顔ぶれが揃っていた。小生、
大浴場、檜の露天風呂、サウナと交互に利用して約1時間30分ほどユックリする。
浴槽には、別冊宝島「ドラッカー」を持ち込み、斜め読みする。
経営学の父、経営コンサルタントの創始者
「ピーター・F・ドラッカー」とステーブジョブズの経営哲学は、
マネジメント、マーケティング、戦略計画、イノベーション等々共通点は多い。
ただ知識は広がっても、著者のいうとおりに
成功への道を歩めるなどあり得ないものの、やる気にはさせるし、気休めにもなる。
おっと、忘れていたが、昨日はわざわざ「湊干物店」の社長が、
先日の町内親睦バス旅行の記念写真を届けて頂いたので、ブログに掲載する。また、
今年物故された土屋さんが去年参加された、
長瀞ライン下りの際の未公開動画をアップして、改めて冥福を祈りたい。