今朝、「成田空港」から中国山東省「青島空港」へは、
ANA(NH927便)の直行便で飛んだ。
今回は、創業明治23年の老舗蒲鉾屋、
「さすぼし蒲鉾」(静岡県由比町)古牧社長が新規事業として取り組む、
魚の加工食品会社、
いぼう出口商品基地建設公司、
日照美佳有限公司、青島東港食品有限公司の3社が所在する、
ウィファン市(いぼう市)、日照市、青島市訪問にお付き合いする。
この時期どうして「中国」なのか
何故同行したのかについては、
事業計画の進展に合わせて報告するが、
成田から約3時間、
現地時間で午後12時50分に「青島空港」に着陸した。
我々一行を出迎えてくれたのは、
ウィファン市内で日本語学校、
「有声日本語学校」校長の王百生さん。
ワンさんが用意したワンボックスカーで、
飛行場からウィファン市まで車で約1時間半。
途中、
高速道路サービスエリアでトイレ休憩したところ、
キャベツ満載の大型トラックから、
積み荷がこぼれ落ち、
運転手と助手らしき作業員が、落ちたキャベツを放り上げているいる一コマと、
事故防止を啓蒙する、
高速道路で事故り大破した乗用車を写す。
ウィファン市内の
「山東いぼう出口商品基地建設有限公司」では、
この会社は、
野菜や魚の加工品を主に扱う商社で
「Fu Yuan Fang」(付)貿易部経理と、
さすぼし蒲鉾の古牧社長と小野部長が早速、
並べられたサンプルを前に商談に入った。
これまで全くと言っていいほど、
輸入加工食品についての知識がなかったが、
サバ、たら、はまち等の、
カットや冷凍方法、梱包やコンテナ、LCについてなど、
聞いている内に、
気持はニワカ業界人になっていた。
餃子事件に引き続き、
インゲンやミルクへの毒物混入事件が続き、
日本人は基本的に、
中国の食べ物を信用しなくなった。と、古牧社長がズバリ切り出し、
魚についても、
養殖などは中国国内から出荷できないし、
魚が安全なのは我々プロには常識だが、
日本では、
スーパーで買い求める主婦や家庭は知らない。
日本の会社と協力して加工しているという、
安心感が不可欠であり、
100%中国産としてではなく、
日本の会社と合弁して、
技術指導によって輸入するシステムをお願いしたい。とも付け加える。
通訳を通して、
古牧社長の説明に大きく肯いた「付」経理は、
明日早朝に、
ウィファン市から車で約3時間離れた、
日照市にある、
「日照美佳食品有限公司」を案内することで、商談を終え、
玄関先で記念撮影をして、
王さんの日本語学校の隣にある、
「泰恒国際大酒店」(TAIHENG INTERNATIONAL HOTEL)にチェックインする。
日本円に換算して一泊3,500円だが、
それなりのホテルでもあった。