熱海の陶芸家「ディビット・アタマンチャック」氏と再会

今朝、庁舎入り口で駐車場で、カナダ出身の熱海の陶芸家、
ディビッド・アタマンチャック氏とバッタリ出会う。何年ぶりだろうか。
故池田満寿夫氏(芥川賞作家、版画家)の葬儀以来だと記憶している。
ディビッド氏は1951年カナダ・マニトバ州生まれで、
1978年文部省留学生として来日、縁あって、故池田氏の
陶芸作品の制作パートナーとして活躍したが。池田氏没後は
熱海市下多賀にある築窯にて、釉を使わない器を木炭と一緒に窯詰めし
焼成することで、木炭が溶けて自然釉になった個所は、
豊かな色彩と様々な景色を作り出す独特の作風を発表して、人気が高く、



2003年には静岡県文化奨励賞を受賞、熱海市下多賀に築窯を持ち現在に至っている。
詳しくは動画を参照にして頂くとして、今日は午後(2時)から
来月14日(水)参議院議員会館第2階会議室において
国際観光産業振興議員連盟(IR)が設立総会が開催されることに合わせ、
「国際競争力のある滞在型観光と地域経済の振興を実現するための、
スライドによる説明会が5階会議室で開催された、要するに、スマートな
カジノづくりへの足固めのような内容だった。その後、

午後2時から広域行政推進特別委員会が開催された。審査案件は
議案第1号23年度の予算案と議案第35号湯河原町の公の施設の使用に関する協議だった。

委員会ではは、当局側より今月退職する職員の紹介があった。
植野総務部長と新田財政部長、千葉観光課長他、小生と議会で丁々発止、
質疑応答を繰り広げてきた幹部職員だったこともあり、別れが近い日に、改めて
月日の流れの速さに、一抹の寂しさがこみ上げてきた。また、
経済産業省から出向していた、栗原参事も一年の任期を終えた。栗原氏には
一度予算付けを蹴られた、「アタミランチ祭り」に
180万円を復活して貰いうなど、短い期間だったが印象は残りそうである。さて、

昨日の登壇日の、通告書に関する前置きを掲載する。

ーまた、パリ在住で、先日来熱して、熱海リビエラ化計画をプラニングした知人は、
熱海には、リビエラ、コートダジュール以上の景観と食材、そしてなにより
日本有数の温泉があると、絶賛して帰国致しました。来熱した際、
観光課職員さんに、大変親切に市内を案内して頂きました。
本人に成り代わりまして、この場を借りて御礼申し上げます。彼の感想を続けますと、

熱海は東京、横浜等の大商圏に隣接しており、交通も完備していながら
毎年のように観光客が激減している。現在では、
平均年齢60歳以上とも云われる宿泊客が過半数を占めている。この客層は、
尾崎紅葉の金色夜叉に始まる古き良き時代の熱海を偲んでいる方々ではないか。むろん、
そうした客層も大切だが、熱海の将来を見据えた
プランを立案しなければ凋落に歯止めはかからない。つまり、
5年後10年後を考えた、我々の小世代、孫世代に継承できる
プラン作成が不可欠だと、指摘し、それも、早急に。と。

今のままでは、熱海と云う素晴らしい宝がありながら、
中にある財宝を食いつぶしていると言っても過言ではなく、喫緊の課題は
世代交代に必要なプランであり、現在20代、30代の若い人たちに、
“熱海は最高”と感じてもらう事が必要であり、そのプランによっては、
熱海は限りないポテンシャルをもったまちとなります。今の若い人たちは
コストパフォーマンスに対して、つまり、金額を払うだけの価値ですが、
それには非常に敏感ということであります。
気に入ったものには出費を厭いませんが、それ以外には出費をしない人たちで、
彼らを取り込むには中途半端な企画や薄っぺらな企画では通用せず、
熱海は楽しい。熱海はカッコいい。熱海は美味しい。熱海はオシャレ。等の
総合プラニングが必要となるのであります。

市民全てが危機感を持ち、常に改善していく事が必要であり、また、
終わりもありません。熱海には素材的には、
常に時代をリードしていくだけの十分なポテンシャルがある、
と云うことでありますが、
この2件のご指摘に対して、どのように感じ、どのように対応していくのか。
参考意見となれば幸いであります。話は変わりますが、市長は、

高齢者層や実年層の女性市民の間で、ヨン様的
カリスマ市長として人気を集めています。そのパワーを持って、
熱海市が直面している課題に取り組んで頂きたくことを念じまして、
質問に入らせて頂きます。(つづく)

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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