熱海・中部横断道路線、凍結後の今を見る!

今日は、熱海市議会9月定例会本会議の登壇日に向けて提出した、
通告書質疑案件に関する擦り合わせのため、午前中に控室に入った。
市民課や建設課所管担当職員との事前打ち合わせは、
一人会派への質疑制限時間40分を、ムダなく活用するために欠かせない。

ありがたいことに、ここ一年ほど、小生の登壇時には傍聴者の数も増えている。また、
有線放送(CATV)を通じて、各定例会を視聴し我々議員の質疑内容に、
チェックを入れる市民も増えており、枠内でどれだけ問題点を指摘し、
当局側からその答えを、簡潔に引き出せるかが議員に問われている。そんなわけで、

市民課と建設課の吏員さんと控室にて資料を前に意見交換する。その後、
国庫補助対象事業ながら、凍結したままの中部横断道路を視察する。





この道路、国道135号線の交通渋滞緩和対策のため、
昭和40年から熱海梅園を起点に、伊東市境までの総延長15,4kmの道路改良事業として、
国からの負担割合55%を確保した事業で、これまで、
総額62億9400万円(国34億6000万円、熱海市28億3200万円)が投入された。

このことは、昨日もご案内したように、
◎巨額な市税を投入したにもかかわらず、凍結状態にある
中部横断道路を活用して、その周辺に住宅用地を開発し、優遇税制をもって、
首都圏からの定住人口増加策を図れないか。と、通告している。視察に同行したのは、
植野総務部長と上西建設課長のお二人。現場に足を踏み入れた結果、
何を感じ、どう、応えるのか。市民を納得させる回答を望みたい。午後からは、

控室にて、大阪の知人で業捨仲間でもあり、
熱海市内にホテルを所有する株式会社Oの、柏木一二顧問と打ち合わせたあと、
観光課職員とスマートフォンを含めた携帯をメインにした、
電子書籍とそのシステムを応用した、あるプランについての意見を求める。

今は小生を話せないのが歯がゆいのだが、先ず、小生がサンプルを作り、
付加価値をどう付けるかの段階となったら、ここで報告したい。さて、小生の
通告書の後半を掲載して、今夜は早めに就寝し明日は、登壇前置きに着手したい。

・・・・・・憲三の9月定例会通告書、続き

◎アタミランチ祭り事業に対する補助金申請却下の見直しについて。

◎宿泊施設等から排出する生ゴミを
ウルトラバイオ高温度菌で炭素化堆肥にして農地に再利用し、収穫された作物は
「有機健康野菜」として直販する循環型処理施設の導入事業者への
補助金制度と将来的にエコプラント姫の沢と切り離した、
生ゴミ(食品残渣)処理に特化した、施設建設についての方向性をお示し下さい。

◎長浜海浜公園を活用した集客イベント誘致促進は可能か。

◎政府系金融機関による制度融資では、熱海の経済を支える
飲食店、特に風俗業への金融機関からの融資が全く望めないと聞くが、救済策はあるか。

◎お宮の松前ジョイント跡地と旧あたみ百万石の再利用。
旧暖海荘跡地を基幹産業の核とする考えはないか。

◎熱海市に限って、基幹産業従事者の平均給与と職員の平均給与の格差はどのくらいか。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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