今日7月22日、
熱海港七半岸壁に、
海上保安庁の巡視艇「するが」が停泊し、
一般公開や、
船上海洋教室が行われた。
これは
「マリンフェスタ・アタミ2007」の一環で、
小生は午後1時から、
渚親水公園イベント広場にて開催された、
開会式に出席する。
開会時間ギリギリに
親水公園につくと、
特設舞台では、
海上保安庁音楽隊(?)による、
イベントが始まっており、
鵜沢大会会長、
斉藤市長、
米山議長等が舞台の上から、
額に汗して、
来場者に愛想を振りまいていた。
観光地アタミでは、
近年観光客減少とともに、
一部関係者の間で、
新たな観光資源として、
着目されているのが、
”マリーンリゾート地”計画だ。
今年暮れに予定されている、
「日本丸」の、
入港をきっかけに、
「東洋のモナコ」化に向けて、
一歩前進することを期待しながら、
来賓の言葉に聞き入ったが、
残念ながら、
”将来のモナコ化”による、
アタミ再生プランを、
具体的に言及する関係者はいなかった。
また、
このイベントに”水”を差し、
財政上の”ウミ”を
絞りだしたような報道が、
今朝の「静岡新聞」に掲載された。
今年市議会に当選した、
新人議員会派の、
9月議会での
代表質問から引用し、
今年6月に成立した、
”財政健全化法”が、
国策で推進してきた、
”下水道事業”を含め、
公営事業会計の、
連結収支比率で、
50億円もの赤字を計上しており、
熱海市を、
財政再建団体に、
転落させると指摘、
昨年12月5日、
斎藤市長が公言した、
「熱海財政危機宣言」の、
信憑性を裏付ける格好となった。
これまで市民が容認してきた、
長期政権による
行政上の弊害を摘出し、、
ハコモノ事業の民営化や、
事業凍結・中断、
”マリーンリゾート化”も含めた、
投資家参入政策の実施など、
”倒壊寸前の熱海”に、
”決断という名の筋交い”で対応できるか、
斉藤市政に期待しつつも、
熱海再生へ
残された選択肢は
余りも少なすぎるのである。