山岸伸氏(写真家)が熱海入りした。午後3時15分、
こだま号にて到着するのを待って改札口に迎える。宿泊先の
ホテルサンミクラブにチェックイン、そのまま、
熱海のパワースポット来宮神社に参拝し、近隣の
西山町和風家屋を車の中から一周して、起雲閣に。
閉館すれすれだったが、館長の計らいで庭園にて企画作品の
イメージを膨らませ、明日もう一度来館することでホテルに送る。
・・・ 夕食は同行した宮川和男氏の希望で、
小生のラーメンハウス「Ya~Ya~屋」ということになった。
今夜は遅くなりそうなので、ブログは
・・・・・・熱海市の今そこにある危機を訴えた
市議会6月定例会での憲三の質疑案件についての続きを掲載する。
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巨額な血税を垂れ流し今日の財政危機への引き金となった、
中部横断道路や熱海花の博覧会の各事業の
失敗例を見れば一目瞭然であります。この失政は、
市政のオール与党化による、なれ合い、もたれ合い、
市民不在の当局提出案件をただ追認するだけの
談合体質が議会を支配した結果だと、
私は未だに怒りを禁じ得ません。ただ、徐々にではありますが、
斎藤市長誕生から、その図式が崩れてきた、かに、思えます。
就任以来4年間、守旧派の圧力だけでなく、
漏れ聞こえてくる与党との不協和音も、意に介すことなく、
・
新庁舎建設や中央保育園への巨額な公共事業投資には、
ノラリクラリと交わしてきました。巷の、
なにもしないし出来ないという逆風を、
結果的には財政立て直しへの一貫性だったと、
続投への追い風にする政策だったとすれば、まさに昼行灯。
お主、出来るな。と、ある面、
斎藤市長を評価の対象となるわけであります。とは言え、
・
市政報告会でお示しになった、
世界一高い噴水事業や発電用水車建設プランには、正直、
マジかよ。と、一瞬、
期待への裏返しとでも申し上げましょうか、
脱力感に襲われたわけでございます。
また、観光客の100万人増は何を根拠としているのか。
残念ながら見えてきません。それどころか、
・
倒産ホテルが増えダンピングホテルの集客力以外、
昨年対比で落ち込んだホテルが殆どであります。宿泊の落ち込みは
滞納や不能欠損を招き、
市内経済への負の連鎖に歯止めはかかりません。今後、
更なる倒産、廃業への懸念が広がる中、このままでは市長さん、
噴水を上げ、風車を回して発電する前に、
壊れかけたホテル跡と倒産マンション群に押しつぶされてしまいます。
・
熱海市の未来は絶望的だと申し上げなければなりません。
・
熱海市の財政をどう立て直すのか。ここが火急の課題であります。そこで、
事業の優先順位、着手困難な事業案件も含めて
順次質問に入らせて頂きます。先ず、
事業の優先順位についてであります。(つづく)