嗅ぎ煙草用”鼻煙壷”の美術品としての価値観を探る。

ルンダー・ダワージャルガル氏
(商務・経済担当参事官)から、

石材のアート利用に一つに、
モンゴル人が儀式的に
鑑賞し合い交換することもあり、

”嗅ぎ煙草”入れ容器の
石材バージョン創作について、

参事官はiPhoneから
画像を取り出して、

容器に翡翠や瑪瑙、金等の
装飾を施す事で容器の価格は
グンと跳ね上がると
流暢な日本語で説明した。

小倉石材社長は、

小松石だけでなく、
他の石の加工、細工が可能な、
現在の技術からいえば、
製作は不可能ではないが、

”嗅ぎ煙草”や容器等に関して、

小生同様、知識もなく

参事官の話しを聞きながら
シッカリとメモをとり帰宅した。

翌日、ネット検索して、
嗅ぎ煙草入れ容器が

”鼻煙壷”(BIENKOU)であること、

また、嗅ぎ煙草が
明の時代にイタリアから
中国に伝わったもので、

”百病を鎮める”薬効があるとして、
上流社会を中心に大流行し、

現在でも、

モンゴル地方でこの風習が
残っているとネットから学んだ。

その上で、

鼻煙壷の素材についても、
金、銀、玉、瑠璃、ガラス、陶器、
象牙等で作られたものがあり、

装飾等の施されており、
鑑賞の対象になり日用品だけでなく、
美術品として収集され、

ネット上には数多くの、
鼻煙壷が販売されていた。

古くて美術品的な
価値のあるものであれば、

ヒョットすると骨董屋にも
現物があるはずである。

とにかく手にしてみない事には
話しの先が進まない。

早速、

モンゴル大使館訪問の翌日、
市内の知人が経営する
骨董品屋(空)を訪問した。

(つづく)

写真は駐日モンゴル大使館参事官

 

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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