自宅ビル一階で飲食店を始めたのが、
確か昭和59年だから、かれこれ、
30数余年が経過したことになる。
自宅の真ん前に旧ホテル静観荘が
その他近所には、旧翠光園ホテルと
旧南明ホテル等々、大型から中型の
かつては熱海を代表するホテルが
並んでいた。ビルを買収したのは
当然のことながらこれらホテルの
宿泊客を主なるターゲットに、
現金商売を基本にした、
コバンザメ商法が奏功して幾多の
経済危機を乗り越え、かつ、
熱海市議会に8度も挑みつつ、
生き延びてきたのだから、
現在地でビジネスホテルや
飲食店を開業したのは間違いでは
なかったと内心思っている。
ただ、開業当時から愚妻を始め
店を支える女性スタッフの功績が
大きいのは衆目の一致するところだ。
さて、それはさておき今日は。
その女性スタッフと函南の
国道136号線沿いの「吉野家」で
慰労兼ねて”すき焼き昼食”とする。
これは昨夜、常連客との会話の中で、
吉野家とすきや、どちらの牛丼が
美味いかの牛丼論争から始まり、
ならば食べ比べてみようと意見が一致し、
今日はスタッフと常連客、土沢昇氏の5人で
味の確認方々のドライブを楽しんだ。
ただ、吉野家では牛丼よりもすき焼きを
注文するなどそれぞれがメニューに
惑わされたものの、食後の満たされ顔をみて、
来週は”すきや”の牛丼といってみたい。