熱海市の高齢化加速とビジネスチャンスを探る。

今朝のTVでは日本創生会議が公表した、
東京、神奈川、埼玉、千葉(1都3県)の
2025年の介護需要について172万人との
試算を取り上げ、同時に東京圏における

医療・介護の受け入れ能力の低さに伴う
患者のたらい回しや介護施設の不足を指摘し、
地方移住を促す施策推進を促した。また、

2025年は団塊の世代が75歳以上となり
その数が現在に比較して45%増の172万に増え、
全国の増加率の3分の一を占め入院需要は
21,8%増加することも試算されていた。さて、

他方、我が熱海市の高齢化率はどうか?

静岡県が公表した4月1日時点での65歳以上の
熱海市の人口は1万6666人(男6610人、女10056人)と
全人口の43・5%に上昇し、昨年対比で1,4%の増。

県内の市町別では、熱海市が昨年に続いて
もっとも高齢化率が高かった。正に小生が
選挙公約にうたった、

医療・介護・行政一体となった連携の必要性。
住民意識向上のための啓発運動と
介護が必要となった高齢者を対象に

医療・介護・介護予防・生活支援・住まいの
サービスが一体的に受けられる
“地域包括ケアシステム”の確立推進が急務となる。

6月議会でどの議員がこの問題を取り上げ、
核心を突いて当局側の考えを質すのか、
市議会OBとしては外野席から注目し、昨年、

行政視察した香川県高松市丸亀商店街を参考に
自分たちが住みたい街のビジョンを当事者が描き、
各分野の専門家と骨太の仕組みを構築し

診療所・介護施設・市民市場・子育支援・広場
ホームセンターなど、一過性のものでない、
老後も安心して住める持続可能な開発事業を
お手本として、熱海市内の開発行為の規制解除や

高齢化をビジネスチャンスと捉えて、
中心市街地活性化法案などについてもう一度、
視察時の資料を引っ張りだしてみたい。ただ、

退任する田邊副市長の後任人事によっては
高齢化加速問題の先送りも予想される。
(写真は熱海ネット新聞より)
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村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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