昨日の鎌田議員に続いて、今日の本会議3日目は既に
引退を表明していた金子芳正議員(公明党)が最後の
登壇を独特のカネコ節で締めくくった。3期12年、
ホテル業界出身なだけに基幹産業の今ソコにある、
危機感を代弁する、小生と気の合う議員の一人だった。
引退する心の中を斟酌できなかったものの、今後、
党の若手に譲ったその経験を今後も機会ある毎に
市議会のご意見番としてお付き合いして頂くことを
願いつつ、金子氏登壇前に記念のツーショットを撮る。
さて、午後1時50分に登壇した小生の前置きを綴る。
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ー(熱海市政調査会)村山憲三でございます。
只今より質疑質問をさせて頂きます。
さて、この4年間を振り返ってみれば、熱海温泉は
東日本大震災に始まり計画停電による、
あわや、基幹産業消滅の大ピンチを乗り越え、
篤志家の協力もあり、
「梅園」や「糸川沿いのあたみ桜」、或は
「お宮緑地のジャカランダ公園整備」等、
観光資源のインフラ整備が完成したことや
ADさんいらっしゃいのメディア戦略もマッチングし、
現在はホテル旅館の宿泊施設を始め、熱海駅周辺
商店街を中心に多くの観光客でにぎわいを見せており、
田辺副市長のブログでも平成26年度の宿泊数が
294万人に回復し、リーマンショック前の
水準に戻ったことが発信されており、
復活の手がかりを演出した齊藤市長と
田邊副市長の行政手腕を素直に認めたいと思います。
ただ、この景気がどの程度税収に結びつくのかは、
昨日、基幹産業を代表する佐藤元昭議員からも
ご指摘されております。また、 熱海駅周辺の
一極集中から銀座通りを含めた旧市街地に
お客が流れる仕組みづくりがスムーズに運ぶのか、
あるいは、老朽化した旧市街地の共同ビルの
立て直しをどう急ぐのか、課題は山積されたままであります。
しかしながらこの勢いを持続するためには官民協働で
新たな企業誘致や雇用促進に関するプランを立案し、
加速化する高齢化率43%への歯止めが
喫緊の課題なのは皆様ご案内の通りであります。
(つづく)