今日は午前11時台の新幹線で上京する。目的は
モンゴル大使館にてボロルチメグ一等書記官や
経済担当参事官等との面会を含めて、
訪問先は3件ほどあるが、詳細は明日以降にして、
今日は先日来熱し、ラーメンハウスで歓談した、
昭和町にあった旧ひつじや(ジンギスカン)の
古波蔵一家との雑談の中で話題となった、
熱海市の人口減少問題に関連した話しをしたい。
実は古波蔵さん一家も、熱海市内では
家族を養うだけの商売や雇用先が見つからず、
一家揃って東京に移住している。
写真にあるように、古波蔵さん一家には
3人の将来性豊かなお子さんおり、そのお宝が、
揃って熱海市から住民票が抜けのである。
熱海市にとっては大損出であり、
人口流失への歯止め策や雇用の確保等、
早期対策が求められている由縁である。また、
このことに関連して、先の6月定例会では、
田中議員が下記のような質問をしているので
当局の回答とあわせてご参照頂きたい。
ー第四次総合計画の基本構想において、
平成32年の人口目標を4万人と設定したが、
その目標に対してどのような政策と効果があったのか。
対する、鈴木経営企画部長の答弁は、
ー人口減少問題について答弁いたします。
第四次熱海市総合計画における
基本構想期間は10年間であり、現在は、
その3分の1の期間が経過したところです。
平成23年4月の本市の住民登録人口は、
39,828人でしたが、平成26年4月では
38,808人となり、1,020人減少しております。
この期間に、本市ではいわゆる3大投資事業や
篤志家によるあたみ桜遊歩道、
ジャカランダ遊歩道の整備などの建設事業による
経済振興事業の実施や移住定住促 進を図る
「熱海時間」ホームページの創設などの
シティプロモーション事業の実施、
子育てしやすさを改善するために、
中央保育園の改築や
ファミリーサポート センターの開設などの
諸施策を実施してまいりました。
これらの事業の結果が人口の減少を
とどまらせることに至っていないことには
反省すべき点もあるものと 考えております。
一方で、5年ごとの国勢調査結果を用いた分析では、
本市の人口構造の特徴として、子供を生み育て働く
現役世代が転出によって減少していること、また
市外から熱海市内に働きにくる方が
約6,500人いることなどが明らかとなってきました。
日本全国で人口減少が叫ばれ、各自治体それぞれが
人口減少を食い止めるための施策を展開する中で、
即効性のある人口減少への対策は、
すぐには見つからない ものと考えておりますので、
こうした本市の特徴的な課題をしっかりと見据えて、
今後とも継続的に種々の
施策を進めていく必要があると考えておりますー