今日から上宿町駐車場(旧岡本ホテル跡地)の利用が開始された。
それにしても勾配の大きな敷地である。段差が大きく一見して使い勝手の
宜しくないロケーションが露呈されている。血税3,75億円で取得した
旧岡本ホテル跡地の駐車場運営。この敷地の活用をめぐって、9月の
市長選にどのような影響を与えるのか注目したい。で、上宿駐車場が
満車の場合議会関係者は、これまで通り初川駐車場を10月末まで、
利用できるが、旧庁舎前駐車場について、解体工事に伴う準備工が
開始するため、駐車及び通行ができなくなるとの連絡が事務局より入った。
さて、6月定例会では複数の議員から斎藤市政2期8年の総括について、
鎌田議員は「今までの熱海市、これからの熱海市」について質し、
経営企画部長が答弁しているのでご案内したい。
(答弁)
ー私からは、「この7年間で、財政状況はどう変わったのか。
市民にとって熱海は良くなったのか、また、
熱海はこれからもっと良くなるのか」とのご質問に答弁いたします。
齊藤市長が平成18年9月に就任後、まず財政再建を最優先課題として、
行財政改革に取り組みました。改革の具体的な取り組みを挙げますと、
1点目として、スリムで効率的な行政組織を目指しました。
平成18年度から平成26度までに職員数を135人、
率にして21%を削減し、これにより平成18年度と比べ、
平成25年度の職員給与費は、約12億7千万円、
率にして30.6%の減額となりました。さらに、職員数の削減と併せ、
平成20年度から4年間、全職員の給与を8%カットするとともに、
平成24年度から、市長を含めた特別職の報酬を15%削減いたしました。
2点目として、財政の健全化についての指数です。
基金残高、いわゆる市の貯金額は、平成18年度決算から
平成24年度決算までで、15億9千万円増加し、市債残高、
いわゆる借金の額は、公営企業会計も含み、
平成18年度決算から平成24年度決算までで、66億円減額しました。
また、受益者負担の適正化を図るため、水道料金については、
平成19年度から平成23年度にかけて19%、
下水道料金は、平成21年度に8%、温泉料金についても、
平成20年度から平成24年度にかけて30%の料金改定を実施した結果、
公営企業の資金不足額、いわゆる赤字額についても、
平成18年度決算から平成24年度決算までで、
30億2千万円を減額し、約4分の1に圧縮することができました。
(つづく)