愛犬ふ〜との定番散歩の後、議会事務局に入る。所管職員から
総務福祉教育委員会協議会開催の知らせを受け取る。どうやら、
旧岡本ホテル跡地買収に係る地権者との価格再交渉による
金額が決定したようだ。これは、先月28日に開催された
市議会総務福祉教育委員会協議会で浮上した、
公簿と実測面積の錯誤、地権者側の約50坪もの上乗せ疑惑を機に、
熱海市の公共用地取得に関する地権者任せの体質が浮き彫りに。また、
3億9000万円での契約に”待った”をかけた、米山議員は、
ー坪40万円、総額3億9000万円で購入を予定していたの なら、
50坪狭まれば2000万円値引きできるはずーと正論を述べ、さらに、
ーベースを3億7000万円に下方修正して、更なる値引きを求めていた。
早い話し、地権者の後だし理由はどうあれ、ミスミス、
50坪、2000万円もの上乗せ疑惑に歯止めをかけ、
血税の無駄な支出を防ぐ結果となった。ただ、
再交渉の結果はどうあれ、忘れてならないのは、
旧岡本ホテル跡地購入に関する最大の焦点が地権者と
市内の不動産鑑定士との鑑定評価額の大幅な格差にあることを。
買い急ぐ前に、熱海市が率先して払拭しなければならないのが、
鑑定評価額約9000万円もの格差に対する再調査だと申し上げておこう。