今日午前11時より熱海駅前の湯宿一番地(旧志ほみや旅館)筆塚にて
尾崎紅葉山人筆塚祭が開催された。観光三団体を始め駅前町内会の関係者及び
熱海市と議会関係者が来宮神社宮司のもと神事に参加した。また、午後1時より、
(詳細は熱海ネット新聞参照)
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東海岸町お宮緑地において、第72回尾崎紅葉祭が開催された。
式典の案内書にそって、その目的と経緯について説明すると、熱海と言えば金色夜叉。
金色夜叉と言えば熱海海岸。熱海の名を全国に知らしめ、熱海の発展に寄与した
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「金色夜叉」の筆者である尾崎紅葉先生の偉業を称え、遺徳を偲ぶため、
故人の遺族並びにゆかりの深い方々を招く感謝祭。紅葉祭が始まったのは
大正15年3月17日。有志によって旧つるやホテルで挙行され、その後
昭和14年1月17日に熱海文芸懇話会により「第一回紅葉祭が開催された。
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熱海主催となったのは翌年からで、熱海の海岸の別れの場面当日の
1月17日にちなんで開催され、今年で72回と回を重ねた。ただ、戦前戦後の
昭和17年から20年までの4年間は日本の動乱期と重なり中止となった。また、
金色夜叉は明治30年1月1日から読売新聞に掲載され、大衆に好評を博した。
今年で、連載から118年を迎える。ちなみに今日出席頂いた尾崎紅葉のご遺族は、
◯影山孝夫氏(紅葉のひ孫。横浜在住。紅葉の次女弥生の孫)
◯小野立子さん(紅葉のひ孫。平塚市在住。弥生の孫)
◯尾崎久美子さん(紅葉のひ孫。都内大田区在住。紅葉の次男夏彦の孫哲也の妻)
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