午前9時30分、熱海市議会9月定例会本会議場での論戦が始まった。
トップバッターは3月定例会まで議長を務めた梅腹一美氏。実に2年ぶりに
代表質問に立った。耐震改修の促進法に関する質問や介護保険の見直し、
旧岡本ホテル跡地購入等のメニューを用意して質疑応答に臨んだ。
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小生と重複する旧岡本ホテル跡地購入に関する質疑。答弁に立った
鈴木経営企画部長の読上げた資料を掲載して明日に備えたい。
ー私からは、旧岡本ホテル跡地購入に関して答弁いたします。
最初に価格の交渉と合意に至った基準についてお答えします。まず、
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市長と㈱ひまわりの代表を交えて4月に行った協議の中で、所有者側より
4億円の価格の提示がありました。所有者側に熱海市の
地域発展への貢献という気持ちもあり、近隣地の実勢価格からも妥当で、
かつ安価な額を当初から提示したとの説明でした。
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この提示を受けて、5月の事務レベルでの協議の中で、
価格の裏付けとなる根拠を確認しました。所有者側が行った鑑定評価では、
その金額は㎡当たり13万6千円、総額で4億4千5百万円でした。
市が調査した近傍の公示価格では、銀座町5番9号が㎡当たり14万円で、
総額で約4億5千8百万円となりました。このため提示額は
高い額ではないと判断し6月議会では提示額4億円という状況をご報告しました。
その後、8月に2回、事務レベルで協議をいたしました。
所有者側は最初から誠意をもった額を提示したためこれ以上は
下げられないとの強い意志がありましたが、
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市民の税金を投与することから、粘り強く交渉をし8月22日の協議において、
ご報告したとおりの3億9千万円で合意に至ったものでございます。
(つづく)