昨日は上京し、高輪にあるとある、音楽事務所を訪問した。
路上から武道館へ、を実現した、宮崎奈穂子さんの所属事務所である。
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路上でキーボードを引きながら歌うシンガーソングライター、
宮崎奈穂子さんの存在を知ったのはごく最近だった。
朝日新聞や東京新聞。或いは、日刊スポーツなどで
大々的に取りあげられていたので、名前だけは知っていたが、
偶然にも、宮崎さんの所属事務所社長をご紹介頂いたのは、
写真家で日本ストーリーデザイン大賞実行委員会審査員の1人、
山岸伸氏だった。その御縁が昨日につながり、
2月5日(火)熱海駅前での路上ライブと、ホテルサンミ倶楽部での
大賞授賞式&異業種交流会へのサプライズ出演とトントン拍子に運んだ。
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宮崎さんは路上ライブ4年間で、自分の手でCDを8万枚売り上げ、
昨年11月2日に武道館で単独ライブ開いた。キーボード、アンプ、PR看板他、
重さ50キロの機材をカートに引き毎日のように、山手線の駅前や
どこかの駅前に立ち、地道に歌い続けるという活動を続け、2010年7月
念願の武道館ライブを開いた。仲間と立ち上げた音楽事務所の企画で、
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1年間でサポーターを15000人集め武道館で単独ライブを開くという目標に挑戦、
サポーター1人から3150円集めて活動資金に充てた。
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宮崎さんは1986年東京生まれ。慶応大学在学中に音楽活動を始め、
2007年10月に「優しい青」でCDデビュー、ローソン店内で流れるパスタの
テーマソング、テレビ東京系「開運!なんでも鑑定団」の
エンディングテーマなどを手がけている。また、武道館ライブ後、
たくさんのメディアに取り上げられており、毎日、希望者のために、
1曲届ける「歌・こよみ365曲」に挑戦しているという。昨日は、宮崎さんのほか、
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ストーリーライブだけでCD8万枚売り上げたストーリーミュジシャン
「KadoJun」さん(写真左)と、通算10万枚以上のCDを手売りで販売した
究極の癒しシンガー、伊吹唯さん(写真右)他のシンガーとお会いできた。
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売れなくなって久しいCDを路上ライブで地道に手売りという手法、
チリも積もればなんとやら、綾小路公麿を彷彿とさせるが、実際、
観光地熱海も見習うべき点は多々あり、今後は、
人脈で集めるイベント熱海を目指して、
一般社団法人・日本ストーリーデザイン協会との相性に期待したい。