熱海市林ガ丘の森林伐採。想定される南海トラフ地震他ゲリラ豪雨で懸念される大規模地滑り。

今日から熱海市議会9月定例会本会議が始まった。会期は28日までの12日間。
議案やその他に関しては必要に応じて掲載することにして、今日は
林ガ丘地区で発覚した無許可伐採による環境破壊と災害時の影響に関して検証したい。

昨年の東日本大震災を奇禍として、全国規模で巨大地震発生予測が活発化している。
先月29日内閣府が公表した”南海トラフ”巨大地震の津波高の想定値には、熱海を含む
伊豆半島の地点別津波高と到達時間の想定数値が含まれていたのは記憶に新しい。
ちなみに熱海港4,1m、網代港3,8m、初島港2,9m、地震発生後21分で到達するようだ。さて、

パサニア敷地内で発生した森林伐採問題、熱海市の所管課からその経緯が届いた。

ー平成24年8月27日 桃山町在住市民より通報あり。
パサニア敷地と思われる場所で木を大量に伐採しているが、風致許可をしてい るのか?
当局は許可していないとして、後日調査すると回答し、
調査結果を報告しますかと問えば、。報告はいらない。(氏名連絡先も応えず。)

平成24年8月28日 現地調査

ー桧(H=10m以上)を中心に 100 本以上の伐採を確認した。面積は 80×30m程度 と思われる。
平成24年8月31日 管理組合に電話するも1不在。その後、先方から電話あり。
パサニアマンション管理組合理事 が来ているので◯3-△8◯1に電話要請あり。
同番に電話 遠藤理事に話を聞く。 田方森林組合が 2~3 週間前に
役所に書類を提出したと聞いて いるとの回答。所管課から組合に確認するも、

担当者不在。 週明け3日に連絡を要請する、

平成 24 年 9 月 3 日 田方森林組合より電話あり。  市役所産業振興課に
伐採届を 8 月初旬に提出し、8月 21 日より作業開始した。
今後は中木を中心に植栽す る予定であると回答を得た。同日

産業振興課に確認、8/13 付けで伐採届が提出されていた。
図面の添付が ないので催促しているとのことであった。同日、
田方森林組合に電話で風致地区を説明、経過報告書の提出を依頼した。

伐採箇所:熱海市熱海字林ケ久保 1739-34 の一部 。
発注者:管理組合法人熱海パサニア。 受注者:田方森林組合。 伐採本数:187 本(杉・桧・雑木)

そうでなくても南海トラフ地震では津波の他、地滑りの危険性も懸念されており、
この環境破壊が震災時に与える影響を想定すると、熱海市の責任問題に発展する。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

0 Comments
scroll to top