熱海市の固定資産税評価替えに関する議会質問

今日と明日の2日間、大阪出張する。用件は大きく2件。一件は、
山岸伸氏(写真家)も審査員に名を連ねている、来週早々公開予定の、
”平成の金色夜叉”をテーマにした”あらすじ”の進化系、

「日本ストーリーデザイン大賞」HPの最終校了を目的に、
HP制作の打ち合わせや、

心斎橋の名物辛辛麺(ゆうさんの店)への訪問がある。
大阪で評判のクセになる辛麺を熱海の店(Ya~Ya~屋)に、とのお誘いがあり、
オーナーゆうさんと、辛麺導入と来熱に際しての、調度品等に関する話し合いや、
その他、これまで数回ご紹介してきた、起雲閣と間接的な繋がりのある、

京町屋カフェ「高津屋」(西長堀)さんをお邪魔する他、往復2日間で
大阪在住の友人と会えるよう時間調整する予定である。という、ことで、
新幹線に乗る前の今日のテーマは、つい最近、全国の路線価が公表されたが、
この路線価と深く関連する固定資産について、

「熱海市議会6月定例会本会議」に話しを戻して、小生が当局に質した、
”固定資産税見直し”に関する質問の趣旨をご案内する。

ー私は、インバウンドも含めて、熱海市が経済大国となった「中国」からの
企業や投資家誘致を促進することを提言致します。実は、
そんな夢のようなプランも手の届くところに見えていました。ただ、
そうしたチャンスも当局の無関心な対応によって、その火が
消えかけていることも事実でございます。ザット、その経緯をご説明致します。

日本金海環境株式会社という企業がございます。この企業は
中国浙江省に本社を置く、「浙江金海環境技術クンフ有限公司」が
全額出資した日本法人でございます。この企業はエアコンフィルターうあ
金属フィルター、プラスチック部品等の輸入、販売を行っており、現在、
中国とタイにあわせて7工場を持つグループ企業として、
エアコンフィルター生産分野では世界シェアの30%を占める企業でもあります。

その企業のオーナーが旧パサニアホテルを買収致しました。
オーナーは、中国で実績のあるフィルター分野を中心に、
静岡県企業との取引を拡大していきたいと考えており、熱海市も含めて、
県内に多品種小ロットの注文に対応できる製造拠点の設立も検討しており、
静岡県内に適地を探しています。また、
日本でのビジネスを拡大していく上で必要となる日本流を学ぶため、
買収した旧パサニアホテルを改修しレストランを開業して、
中国からの誘客や、営業、金型製作、品質管理分野のノウハウを持つ
日本人スタッフの募集も検討しています。将来的には、

環境分野等で優れた技術を持つ日本企業の
中国ビジネス展開を支援することも視野に入れているようであります。
しかしながら、その中国人オーナーは、市当局の対応のまずさから、
固定資産評価額、特に、家屋に対する評価に大きな不信感を募らせ、
10回以上に亘る交渉も双方歩み寄れないまま、撤退を視野に検討しています。

静岡県が三顧の礼を持って誘致した中国企業のオーナーが
熱海に投資した事で何が見えてくるのかを考えられずに、ただ、単に
課税対象としか見られないのなら、
熱海市を司る職員として失格だと申し上げなければなりません。

熱海からの新産業の創出と雇用を含めて、
固定資産評価替えに関連して質問致します。 (つづく)

 

 

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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