熱海市議会9月定例会閉会。

今夜は。野村保夫氏(山口県宇部市・野村工電社社長)が来熱、
ラーメンハウス(や〜や〜屋)にて、マイクロ水力発電と実用性についてや、
発電モーターの製作販売のプロとしての意見を聞く。
野村氏は富士市や三島市の工場を得意先に持ち、受注や挨拶回りのついでに、
熱海に立ち寄った。そこに、石森史郎氏(脚本家)から電話が入る。

10月3日に小生が上京した際のスケジュール調整だった。来月3日は、
山岸伸氏(写真家)の神田の事務所を訪問する予定で、
伊達直斗氏(熱海出身のマルチタレント)と
荻昌樹氏(日本映画批評家大賞事務局長)のお二人が同行する。その後、
夕方から石森氏が加わるのでムダなく時間配分が出来そうである。何れも、
熱海市内でのイベントに関する情報交換となり、詳細は後日報告したい。さて、

今朝もW散歩の後庁舎に入る。今日は
熱海市議会9月定例会の最終本会議。上程議案の採決の後、閉会となる。
殆どの上程案件が起立全員、つまり、全会一致で採択されたが、予測した通り、

熱海市起雲閣の設置管理及び使用料に関する条例に関してのみ、
民主党市民クラブと小生の5議員が起立しなかった。ただ、
議案は賛成多数で可決されてしまった。採決前には、
鎌田武俊議員(民主党)が反対討論を行い、
条例制定した市当局の政治姿勢について厳しく追求した。要約すると、




熱海を代表とする観光施設であり、市民の文化芸術の拠点として最も重要な施設を、
始めにNPO法人オアシスありきの、誘導的特定団体に管理運営させるのか。
(市長は)行財政会改革を目途に市職員を引き上げ、600万円の経費削減をしたい、と、
民間に管理運営を任せるということだが、市民の多くは納得しない。

特命ではなく、多くの市民団体に公募して、公正公平市政運営をすべきである。
この条例が制定されることで、今後の
熱海市の事業委託に関して特命での指定管理者制度がまかり通り、
天下りの温床となる懸念は拭えない。と、いうもの。まっ、ここまでは、
ブログを通して予告してきた通りの展開となったが、今後注目されるのが、これまで
齊藤市政を支えてきた民主党市民クラブが反旗を翻したことに併せ、
悉く対立してきた自民党系会派の
齊藤市政急接近が目立った定例会となったことだ。それもそのはず、

市長就任以来、がこれまでノラリクラリ交わしてきた、
新庁舎建設、中央保育園建設等の公共事業が、
推進派の意を汲む格好で動き出したことで、
齊藤市長と民主党市民クラブの溝が深まったからだ。議会は数である。
市政運営には多数派工作が不可欠とはいえ、市民が間接的に不利益を被る、
指定管理者制度と云う名の、天下り温存施策には到底賛成出来ない。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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