午後8時30分、ドッドーンと腹の底まで響く炸裂音が自宅3階の窓ガラスを揺らす。
今年始めての熱海の海上花火大会を祝す号砲と、捉えたが、はてさて。
東日本大震災と福島原発事故が齎した日本の大ピンチ。アナリストたちは
昭和20年の敗戦に匹敵する日本の一大事だと分析する。ただ、
何一つ解決できないまま連日連夜の放射能汚染騒動。
連日連夜報道される放射線量の拡散。日本国中汚染地帯と化したような、
暗すぎるニュースもいつしか、耳たこ目ダコ免疫が出来ている。午後8時50分、
そんなイライラを吹き飛ばせたか、ナイヤガラで幕は閉じた。
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熱海の花火は金を落とさない近隣からの見物客を除外しても、
宿泊施設には一定の経済的潤い齎し、それなりの経済波及効果を与えている。今や、
花火なくして熱海の基幹産業は成り立たない、とまで、期待されている。さて、
期待と云えば、今朝早く、
高橋弘会長(万葉倶楽部)から電話とメールが入る。
薄暮ゴルフのお誘いだった。普段であれば飛びついたのだが、何せ、
日頃お世話になっている方が大の高瀬ファン。その方のお誘いで
2ヶ月前から今日の予定は埋めていた。これこれ然々と高橋会長に説明する。
高橋会長と高瀬さんは小生が紹介した旧知の仲。断った理由をさておき、
小生がいない夏場のゴルフは笑いが少なく疲れるはず、と、笑いを取り、
次回のお誘いを期待して電話を置いた。で、
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高瀬一郎新曲発表会は起雲閣音楽ホールに、
市内外のファンや関係者180人が埋め尽くし立ち見席まで出る盛況だった。
高瀬さん、コロンビアレコード所属歌手として、熱海在住暦かれこれ10数年。この間、
熱海市のイベントを通じて貢献する、観光大使の役割を十分に果たしてきた。
今日の新曲発表会は、40数年前島和彦のヒット曲、
「雨の夜あなたは帰る」の、カバー曲。島さんと言えば、
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高瀬さんと同じコロンビアの専属歌手として、“雨の夜あなたは帰る”で
昭和41年、第17回の紅白歌合戦に出場している。当時小生も口ずさんだバラード系で、
島和彦の印象は残っている。現在の島さんの消息をネット検索すれば、
赤坂のサパークラブのオーナーとして活躍されているようだ。また、
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起雲閣に詰めかけた高瀬ファンの新曲への期待が膨らむその状況は、
静止画と動画でご覧頂く事にして、今日は、来月8月6日に来熱するパリの
鳥居誠氏(熱海リビエラ化計画発案者)からメールが届いているのでご案内する。
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ーおはようございます。 パリの鳥居です。
日本の大震災の傷がいえるには、まだまだ時間が必要と思いますが、
私としましては、やり始めた
熱海の企画をどうしても進めるためにがんばっています。
フランスサイドとしましては、
日本の原発事故がかなり尾を引いていて、
企業との話がなかなかうまく進んでいません。
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それでも数社とは話を続けています。彼らに関しては、
日本の立ち直りの早さを信じてくれているようです。先日お話しました、
モロッコ(マラケッシュ)との文化及び商業交流は、
少しですが話が進んできているようで、その詳細を
政府の人も含め話が出来そうになってきました。
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7月2日から5日までの3泊で、行ってきました。
フランスイタリアの豊かなファッション性とモロッコのエキゾチックさ
その2面をどうしても熱海に導入したいのです。
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話の流れ次第ですが、やはり、例の未使用の商業ビルの使用が
大切になってくると思いますので、そちらのプッシュはお願いします。
モロッコでも突破口が開ければ、フランスも動いてくると思われます。何とか、
絵に描いた餅ではなく、第一歩を踏み出せるよう、
モロッコでの熱海のプレゼンを使用と思っています。
パリに戻り次第にその件をご報告いたします。
では、今後共、よろしくお願いいたしますー
鳥居