日本映画監督協会有志のコミュニティホーム(残照ハウス)は熱海にとってもビジネスチャンスだ!

昨日は海老名サービスエリアでの観光展参加時間が速く、
散歩をパスしたが今朝は、山の手と芝生広場のW散歩で汗をかく。
お昼は、沼津に住む知人に資料を届け、その足で、
中央亭に立ち寄り餃子定食を堪能した。いつもの、
日祭日は行列が長く正午過ぎには売れきれご免となるが、今日は、
外気が33度以上上昇したためか、混雑はなかった。午後1時半には、
事務所に戻り知人に依頼していた、休業中の寮に関する資料を整理する。
この寮というのは、勿論、日本監督協会有志の、
熱海「残照ハウス」(仮称)創設に関する候補地である。





日本監督協会有志(福祉厚生委員会)の発案である、
熱海コミュニティホーム「残照の家」(仮称)は、
協会有志を中心とした独自の運営で、安心安全、孤独とは無縁な
コミュティホーム造りを趣旨としている。入居者の
3食付き生活費は、原則として経金の範囲内で賄えるようにし、仮に
当人へ仕事の依頼が来たときなどは自由に受けてもらい、
従前通りに仕事を続けて頂く。事務方をはじめとした運営は、
外部に委託せず映画監督協会から選出された委員、
日本俳優連盟から選出された委員が共同で当たる。ただ、

徒手空拳の組織にしないためにも、事業設立に当たっては
熱海市をはじめ設立趣旨に賛同する各種企業、
篤志家の方々の協力も不可欠となる。地域にとっても、
入居者全員が俳優や映画監督であることから、
起雲閣を始めとする行政施設を利用して、小劇場、朗読会
解説つきの映画鑑賞など
文化事業面では大きなる貢献が期待できる。

残照の家とは、藤沢周平の名作
「三屋清佐衛門残日録」の創作コンセプトで、老いて国許に帰った
使用人の清佐衛門が、持ちかけられた相談事や
事件を解決していく一話完結の連作小説である。
残照の家(仮)創設のコンセプトも残日録と同じで、
三屋清佐衛門のようにはいかないものの、

映画監督や俳優たちも老いてなお個性は豊かであり、しかも、
プライドだけは滅法高い。従って、このような人たちが暮らす
特殊なコミュニティホームは、通常の老人ホームと同等な
押しつけプランは通用しないと云っても過言ではない。

そこで新しく立ち上げるにあたり、基本的な運営方法と
生活様式の条件をランダムに記す前に、小生が6月定例会で質問した、

日本の映画やテレビ界で活躍し、第一線を退かれた
映画監督や俳優たちの有志が、熱海を終の棲家として、
コミュニティーホーム(仮称 残照ハウス設立計画)による
「熱海創設プログラム」を提案しているが、このような
芸術家・文化人による各種映画祭等のイベントやプログラムに対し
市は優遇措置により積極的に支援すれば、
人口の増加やまちの活性化につながり、ひいては
文化都市を標榜する熱海市にとっては、
画期的なプログラムと考えるが、と、市の考えを質し、
既報の通り、抽象的ながら賛同の意を受け取っているが、先日、
石渡久照総合政策推進室長を控室にお招きして、
残照の家構想に対する
熱海市として協力できる範囲について模索して頂いた。石渡室長は、

ー介護の対象は65歳以上で、全市民を対象にしているので、
特定のコミュニティやサークルを対象にしての支援はない。ただし、
湯楽YOU楽体操の派遣は可能であり、

認知症予防のための講師としてなら薄謝を出せそうだが、
高齢福祉に該当するものはないようようだ。その他、
健康づくり課 健康づくり推進員が、コミュニティに対して
文化祭や運動会などの開催を実施しているとのことや、

生涯学習課に人材バンク登録がする方法もある、ただその場合は
現在90人くらいの登録があるそうですが
実際の活躍の場は少ないとのことだ。また、社会福祉協議会
いきいきサロンがあるが、みんなに集まっていただくとの趣旨から
特定のコミュニティに対するものではないという。

健康でそれなりの収入のある方々への
金銭的な支援は、福祉や介護の中で今の施策ではないようだが、
先日いただいた、監督協会有志発案の映画祭のように、
具体的な案の実施に向けて、会場のご紹介や
メディアへの情報提供など協力はさせていただきますー、と、
石渡久照熱海市総務部参事(総合政策推進担当)から、
前向きな姿勢を示して頂いた。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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