今日は一日バタバタしていた。市内青葉町や渚町の住民から寄せられた
防災や生活相談等の相談と担当職員との調整等がつい先ほどまで続いた。また、
午後6時からは故榛葉博昭氏(志ほみや旅館社長)の通夜がある。と、いうことで、
今日のブログは、箱根「天成園」等を訪問して帰国した、
ブルネイ王国ヤヒや大臣御一行について、写真を掲載し少しだけ補足したい。
・・・・・・訪日していた、
ペピン・ヤヒヤブルネイ王国産業一次資源大臣以下、
ハジャ・スリヤ事務次官、ハジャ・ノルマ農業食品局長
ハジ・サイディン林業局長、ハシム大臣秘書官、
ハジ・スフリビジネス開発課長等一行7人が帰国したが、今回の目的は、
エコツーリズムとホテル経営、自然環境と観光開発を前提とした視察だった。
・・・・・ 行程を抜粋すると、千葉のマザー牧場を視察し、その足で
箱根「天成園」にて一泊し、翌日、箱根の名所旧跡巡りから、
御殿場経由で東京に戻りその後、関西方面を視察するなどして、
全日程を消化して無事帰国した。ご一行は、 来日を前に、
広瀬大使(在ブルネイ日本大使館)から、
・・・・高橋弘会長(万葉倶楽部・箱根天成園)の評判を聞いていた。
ー低迷する日本のホテル業界の中にあって卓越したアイディアで
急成長している企業のオーナーであり、都市近郊型の国立公園観光化を目指す
ブルネイの観光行政に対する最適なアドバイスや協力が可能であるーと。
そのことは田中通訳を通しても知る事が出来た。また今回、
・・・・ヤヒヤ大臣ご一行の天成園オフシャル訪問には、
広瀬大使、大河原一等書記官等在ブルネイ大使館関係者と、
澤田綋ブルネイ日本友好協会事務局長の尽力が大きい。特に澤田氏は、
ヤヒヤ大臣御一行が訪日する前から、異文化、宗教観から生ずる
禁忌事項等に関しての適切なアドバイスをメールやスカイプを通じて、
高橋会長を始め天成園幹部職員等と連絡を密にしていた。
・・・・
禁忌事項は、アルコールや食事、入浴に至るまで幅広くあったが、幸いにも、
魚介類や野菜料理には規制は無かった。また、エコホテル見学と記したが、
澤田氏からは、
「エコツーリズム」(エコロジーツーリズム)=自然観光であり、
箱根の大自然をどのようにして生かして観光課を図っているのか。また、
天成園が自然の滝(玉簾の滝)を取り入れたホテルとして、
自然を見て楽しむ、誰もが自然と融合できるホテルだと、推薦して頂いた。
・・・・・・・ また、ヤヒヤ大臣はエネルギー大臣ではなく、
観光局を配下に置く大臣であり、
興味は観光開発にある。だからエコーツーリズムだと念を押されていた。
短い時間だったが、日本に対する、いや、箱根天成園、
しいては我々にどれだけ興味を示して頂いたのか、近々、
高橋弘会長に澤田氏を通じて報告される筈であり、日本とブルネイを結ぶ
エコツーリズムを基軸とした観光交流への橋渡しとなれば幸いである。