野村克也氏、楽天名誉監督就任へ

今日の青島は朝から雨模様の愚図ついた天気が夕方まで続いた。今日は、
訪中のもう一つの目的である、通訳の藩氏と辛氏の一年先輩で幼なじみの
辛克海氏(青島凱瑞徳投資有限公司、青島海辺人酒店管理有限公司社長)を訪問する。
・・・辛社長は日本で研修(伊豆稲取他)した後、2002年青島に戻り、
当時日本で流行っていた多国籍料理1号店を青島にオープンし、現在では、
青島市内の一等地に8店舗を構え、若き億万長者として注目を集めており、
人民政府の支援のもと、今年5月の開店を目指して、
北京オリンピックヨット会場となった人民政府管理施設内に
1500坪の多目的レストランオープンの為の工事を急ピッチで進めている。同時に、
日本の商社や貿易会社が事務所を構える、市内メインストリートにある、
自社店舗内では、青島では初めてとなる、
日本スタイルのトンカツ専門店も同時オープンする。辛社長の要請は、
マリーナ内において、釣り船用の中古のボートや
クルーザーを日本から輸入できないかに関してであり、
山東新建業集団公司との間で、業務提携合意書を交わしており、
山東新建業集団公司を通してのアドバイスしか出来ないと説明する。
・・・詳細は明日以降にして、昨夜ネットで知ったのだが、
野村克也氏が名誉監督に就任したことを知った。3日前には、いや、
ここ数日間小生のブログにご登場頂いている御仁が、
楽天イーグルスから正式に名誉監督就任が発表されたのだから、
熱海市にとっても、3年間の期間中に
名誉監督を通してPR戦略だけでなく、人脈形成の面でも喜ばしいニュースとなった。

くどいようだが、野村再生工場に関して言えば、小生、
熱海観光3団体の協力のもと成功裡に終わった余韻から未だ覚めていないようである。
この野村チャリティートークイベントに関しては、
・・・・・昨年の12月議会において、
熱海市に対して協力の範疇について通告している。理由は、
熱海温泉が野村ブームにあやかれないか。の一点だった。考えてみて欲しい、
御歳75歳の後期高齢者の峠に差しかかりながらも、飽くなき情熱、
知将と言われるリーダー哲学を実践して、弱小球団だった、
楽天イーグルスをCSに導き、2位に躍進させた原動力は日本中に感動を与えた。
そしてそのパワーは、リーダとしての信念を貫いたもので、
政治、経済、社会全般が渇望するリーダー不在時代には
格好のカンフル剤であり、少子高齢化の最たる温泉地、
熱海再生の起爆剤とならないかを質している。伏線として昨年、観光協会が
芸妓置屋連合組合とコラボした早乙女太一公演にあった。このイベント、
市の予算が注ぎ込まれたことで、当局に対して
税金の使途と波及効果が薄くはないかと、所管の委員会で疑問を呈していた。今回は、
その例を引き合いに出して協力を求めたものの、色よい返事は聞かれなかったが、
観光3団体が主体となった実行委員会が前売り券を捌き切ったことと、
市の側面からの協力と、一銭の税金も注がなかった点と、
・・・・ 熱海市には、会館使用料やチャリティ寄付金贈呈などで
貢献できただけでなく、高齢者から少年たちに至るまで幅広い市民が参加して、
市民目線に徹して会場に語りかける、
野村克也氏の情熱が伝わったことである。名誉監督の今後を見守りたい。
・・・・・・・


村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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