熱海市長への要望書提出に立ち会う

今日午後1時から、熱海市庁舎6階市長応接室にて、
予てからの懸案事項だった、大湯間欠泉前市有地活用に関する、
観光三団体代表による要望書が、森田金清観光協会長から直接、
斉藤栄熱海市長に手渡された。要望書提出には、
森田氏の他、内田熱海温泉ホテル旅館協同組合長や、
近隣町内会長も立会い、市有地活用への観光業者の切実な思いが
要望書に具体的に網羅されており、市長もまた、
基幹産業関係者との協議を踏まえた上で、用地活用を決めたいと、
業界との話し合いを重視していく構えを見せ、散会した。
では、中央保育園移設を目的に前市政が、
1億円近くのも市税を投入し現在、塩漬け状態となっている問題の土地への、
観光業界を主体とする要望書とはどういった内容なのか、
ここに掲載してその整合性を広く市民に問いかけてみたい。




////  熱海市長 斉藤栄様 /////

貴職におかれましては、熱海市政運営へのご尽力に感謝します。
さて、熱海市大湯間欠泉前市有地の観光・防災の為の有効活用のための、
陳情は近隣町内会や経済団体から繰り返し行われています。
その後、熱海市当局は関連団体への説明会などを行ってはいますが、
熱海市当局が私たちの要望を取り入れた計画が、
提示されることはありませんでした。熱海市当局における、
審議などの進捗状況の情報発信も十分であるとはいえません。現在、
熱海市当局は等が一の一部を保育園用地とし、
一部を観光・防災用地とする折衷案を模索しているとも
聞いていますが、その折衷案がそのような案になるかも不明です。

そこで、この度、私たちは当該地の観光・防災拠点としての一案を
提示させていただきます。熱海市当局には、
これを素案として近隣町内会や経済団体の要望を取り入れた、
計画を進めて頂くようお願いいたします。

1、熱海大湯間欠泉前市有地は観光資源として活用すると共に
  防災の拠点として使用する事。
2、観光資源として活用方法に関しては観光関係者、
  近隣町内会などの意見を取り入れて進めていく事。
3、計画の進捗状況や過程の情報公開を積極的に行う事。

平成21年12月12日
熱海商工会議所会頭              鵜沢精一
熱海観光協会長                 森田金清
熱海温泉ホテル旅館協同組合理事長 内田進
熱海温泉組合長             三枝俊雄 

この要望書に添付された大湯間欠泉前市有地活用図だが、次回は、
銀座大通から、上記市有地までの縦線の活性計画案を
条件によっては売却しても、という、近隣住民の協力案と共に、
添付し、業界の要望案に尚一層の説得力を持たせることで、
斉藤市長の頑なとも思える”熱海のへそ”計画の具現化を
後押しするのではないのか、と、思案しながら庁舎の階段を下りた。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

0 Comments
scroll to top