斉藤熱海市長の本気度を探る

小林夫妻と田尻、佐口氏

今朝早く、高橋弘会長(万葉倶楽部)から電話が入る。
明日のゴルフの確認と、今日の地元紙のトップに掲載された、
職員の窃盗、業務上横領事件について開かれた、
熱海市議会の全員協議会での当局の対応についてだった。要約すれば、
被害金額から想定して示談とせず、敢えて事件を公にしなければならなかった
事件の深層を読み取ることができたのか、という、難しい問いだった。
確かに、高橋会長としては斉藤市長誕生に側面から支持してきたことだけでなく、
高額納税者として、職員の横領事件への忸怩たる思いもあってのことだろうか、
この事件を奇貨として、
就任以来行財政改革の足を引っ張り続ける、職員の著しい倫理感の低下に業を煮やし、
本格的に役所改革に大ナタを振るうという、
毅然としたメッセージが込められていたかという、意味だったと理解したが、
残念ながら、そうした意気込みを、各議員の鋭い突っ込みにたじろぐさまを見る限り、
昨日のところは全く感じられなかった。ただ、今後の対応を注意深く見て行くことも重要であり、
短絡的な評価をするのを避けざるを得なかったが、
携帯電話でもあり、「・・・うーん」、と応えるに止めた。
さて、土曜日の午後、事務所に佐口静雄氏(佐口農園)が顔を出す。
佐口氏は、先日「熱海マリーナ」にお邪魔した際、
自身の農場で昨年栽培した生にんにく”佐口一号を”種”として、今年生育させた生にんにくの茎を、
小林常男氏が仕込む”ハッシュドビーフ”(ハヤシライス)に入れたのを立ち会っており、
翌日食べた小生にその味について、ウマかった。と、本音で褒める。
お礼方々表敬訪問しようと誘い、
低気圧の通過した夏日で稼ぎ時の「熱海マリーナ」にお邪魔する。
やはり、満を持して出艇したのか、玄関先に係留していた大型クルーザー他、
目の中に記憶している数艇のクルーザーも出払っており、
名古屋ナンバーを始め他県ナンバーのワゴン車も多く、ダイバーさんも多く、
稼ぎのシーズンに入ったことを実証していた。
マリーナでは、いつものことながら、
あ~だ、こ~だと、世間話や前記の新聞ネタや、
脳梗塞リハビリについて等、2時間以上に渡って笑いの絶えない時間を過ごした。
小林夫妻、佐口氏
小林夫妻と佐口氏
熱海マリーナにて
熱海マリーナにて

マリーナから南熱海マリンホールを写す

脳梗塞、再発防止に
脳梗塞、再発防止に

小林夫人はリハビリトレーナー

では、昨日当局から配布された
「市職員の窃盗、業務上横領事件概要]の後半を掲載したい。

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本人に事情を聞く。(総務部と観光経済部にて)

1.横額については平成20年7月から3月にかけて行い、金額については記憶が定かでないとのこと。

2.少額ではあるが他の施設においても横領したものがあるとのこと。

3.横領した金は、遊興費やカード会社への支払い、飲食に充てたとのこと。

4.創作の家から持ち出した資料一式及びカードは14日(木)に自宅からごみとして出し、処分したとのこと。

本人が熱海警察署へ自首。(本人、取調べ)。

窃盗容疑で通常逮捕。本人へ免職辞令を交付。全議員へ事件概要をmXする。

謝罪記者会見。業務上横領容疑で再逮捕。

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各議員の口からは厳しい意見や指摘が矢のように飛び出したが、
斉藤市長を始め当局の対応の拙さも相まって、”他人事”、”無責任”という印象を強くし、

市長への進退問題まで問われたものの、役所改革を使命として辞める考えはない。との考えを強調した。
説明に立った当局側の幹部職員の顔ぶれは、驚くことに、5人中副市長を除いて、
市街通勤職員や出稼ぎ職員が目立った。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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