散歩を終え、事務所に愛犬を降ろしてから庁舎に入る。
熱海市と函南町の広域行政推進協議会は、昭和48年に始まり今回で36年目を迎え、
昨年5月に函南町役場で協議された協議内容、
平成19年度協議会決算、平成20年度協議会予算の審議及び
20年度の事業計画についての経過報告や、
今年4月20日に会計監事(函南町 森副町長)より、平成20年度協議会会計決算について、
監査を執行したことなどが経過報告された。
昨年度の推進事業の経過をみれば、
広域幹線道路網の促進については、
伊豆湘南道路建設の整備促進を”促進期成同盟会”を通じ、
20年度も国交省や関東地方整備局、中部地方整備局に対して、
早期実現に向けての要望書をそれぞれが提出しており、芹沢町長から冒頭に、
伊豆縦貫自動車道(東駿河湾環状線)は、平成5年に大場・函南インターから、
函南町平井間(約1,9キロm)がルート公表され、
都市計画決定を受けたのち、現在実施計画が行われている。
沼津岡宮インターから函南インターまでの15kmは事業化され、本年度夏ころまでには、
東名高速から国道1号線に至る沼津~三島塚原インター間が供用開始予定であると、報告された。
その他の事業として、日曜朝市開催では、
昨年は16回の開催で計91の出店と、4,550人の入場者があり、
両市町の生活に切り離せない広域道路(県道熱海・函南線及び県道十国峠・伊豆山線)の
改良整備事業については、県知事に要望しているとの経過が説明され、
廃棄物処理等に係る広域的対応の検討についても、
検討会を開催して協働対応していくことが確認され、今年度の事業計画や協議会予算、
役員の改選等を賛成全員で協議会を終了した。
協議会では、両市町の委員による活発な意見交換が期待されたが、
小生を始めとして、残念ながらどなたの委員からも発言がなく、淡々と終了した。
改選前は、加藤則夫元市議の音頭で始まった「阿吽会」(親睦ゴルフ)を通じて、
2市4町の各委員による広域行政での結びつきが太く、交流の場は和気あいあい和やかなムードに包まれたが、
委員や事務局の世代交代と相まって、良し悪しを問うのではないガ、
次第に事務的な協議会に移行した感が拭えなかった。
さて、明日も、
湯河原町との広域行政推進協議会開催が予定されており、今日を踏まえ、
協議会の場が固くならないようコミュニケーションを図りたいものである。