熱海梅園は、
明治の豪商「茂木宗兵衛」が開園してから、
100年が経過している。
熱海市のホームページを開くと、
園内には、
梅の木が732本(平成6年度の樹木調査)をはじめ、
楓や松、ツツジなどがあり、
紅葉から梅(早咲、中咲、遅咲)、
桜へと移り変わりが楽しめるとあり、
樹木の他、
五橋・句碑・記念碑・記念館などが紹介されている。
1月から3月まで、
「梅祭り」期間中に、
園内を訪れる来遊客は”63万人”とも、
”70万人”ともいわれ、
熱海を象徴する
観光施設の一つとして知られている。
昨夜「南京」から
直行便で関空に降り戻り、
今日午後から、
今年2度目となる「梅園」に足を運ぶ。
大型観光バスから
次から次へと観梅客が降り立ち、
梅園内は、
黒山のひとでごった返していた。
園内では、
”芸妓衆”が
老若男女問わず、
「観梅客」の要求のまま、
記念撮影の真っ最中だった。
小生の記憶の中には、
「梅園」敷地内において、
この”光景”は始めてお目にかかったもので、
これままで、
議会で発言する際、
当局に何度となく、
隣接する、
「澤田政廣美術記念館」のあり方と、
敷地高額賃貸料是正抗議を皮切りに、
”梅園の有料化”や、
敷地内特定売店の撤去と代替案、
同時に、
通年活用を求める質問を
何度となく重ねてきたが、
これまでは正直いって、
一人会派ゆえに、
議決権にはなんら影響力を持たない、
ただ吼えていただけで、
ノラリクラリ焦点をぼかされ、
相手にされてこなかった。
ただ、
一昨年12月5日の、
財政危機宣言(途中撤回)以来、
小生が
梅園について発言する内容を
当局側に、
理解して頂いたからなのかは、
想像の域を出ないが、
答弁に立つ、
「職員」の意識に
変化の兆しが見えて来たのも事実である。
(つづく)