今朝9時30分から、
熱海市役所5階会議室において、
熱海市議会各会派代表者会議が終了後の、
午前10時より、
市議会5月臨時会が開かれた。
議題は、
議会の正副議長や各常任委員会、
特別委員会の委員の選任や、
専決処分の承認について、
同意案件として、
監査委員の選任についてが議題とされた。
今議会から、
「熱海市政調査会」一人会派に戻り、
初心に帰って臨んだ
小生の控室は、
議場に近い個室が割り与えられた。
一年ぶりの一人部屋だが、
落ち着く環境で気に入る。
窓を開けると、
快適な空気が入り込み、
外の景色も真新しく映るから不思議である。
見慣れた大型ホテルも、
新興法人組織による“ポッキリ”商法により、
新規宿泊客の掘り起こしに成功し、
連日満員の盛況で、
貞方邦介氏(アルカサバ)が経営する、
贅沢な癒しを売りに女性客が押しかける、
リラックスホテルが高台に建ち、
その敷地からは、
白い湯煙が立ち上っている。
熱海市の基幹産業に参入した、
新しくなったホテルの概観に目を奪われながら、
正副議長を決める投票を待った。
待っているうちに、
ある接触事故を目撃する。
場所は、
熱海市役所前市営駐車場。
ワンボックスカーが回りきれずに、
駐車していた乗用車のバンバーに接触するという、
話題にするのも、
余りにもチッポケ過ぎるのだが、
小生が書き留めたいのは、
市の職員の素早い対処についてである。
当初、
―こんな些細な事故に、
3人も職員が立ち会うほど暇なのかーと、
推移を見守っていたのだが、
警察官の立会いや、
双方の当事者との和解に至るまで、
振興公社職員3人が付き添い、
大事に至らなかったようで、
当事者から感謝され、
一件落着となったようだ。
各会派の思惑と活発な綱引きで、
結局投票は、
午後4時を過ぎた後、
米山秀夫議長、
高橋幸雄副議長が選出された。
この間の顛末についての詳細は省くが、
やはり”正副議長”のポストは、
議員にとっては、
最大の関心事のようだが、
夫々の議員の
度量を再確認するうえで、
意義のある”時間の浪費”だったと、
自分自身に言い聞かせ、
午後7時近く庁舎を後にした。