熱海市内の道路の中でも、
交通事故が頻発する”危険スポット”がある。
函南と箱根・十国峠を結び、
熱海市内を走る、
国道135号線と合流する、
”県道主要道熱海函南線”である。
過去においては、
観光バスや大型トラックによる、
ブレーキの過熱による
”死亡事故”が記憶に新しい。
特に蛇行する下り坂と急カーブが続く、
「梅園町」付近に、
事故が集中している。
9月5日(火)午前11時30分頃、
私用のため、
函南に向かい県道を上ると、
梅園町「澤田政廣記念美術館」前が
渋滞していた。
年度末でもないのに、
道路の補修工事かと
徐行しながら片側を見ると、
熱海警察署のパトカーと、
熱海消防署の救急車一台が、
片道を塞ぎ、
警察官が交差する車を誘導しており、
ガードレールに車が衝突、
フロント部分が衝撃で捲り上がっていた。
事故の原因は、
小型乗用車を運転していた、
47歳「会社員の男性」が、
下り坂を時速40キロで走行中、
運転を誤って、
ガードレールに衝突したという。
事故は単独で「運転手」も、
シートベルトを着用し、
エアーバックが作動したこともあり、
胸部打撲といっても、
”外出血”がみられず、
”呼吸音”も左右差がなく、
ハンドルによる打撲痛で、
入院を要しない軽傷と診断された。
今月に入って、
交通事故を報告するのは2度目。
”県道主要道函南熱海線”、
特に、
下り”梅園町”付近は、
運転する者にとっては、
一歩運転操作を誤り、
”ナメてかかる”と、
”魔の下り坂”に豹変、
不慮の事故を手招きする。
いまさら言うまでもないが、
減速”エンジンブレーキ”を念頭に、
事故防止に心がけたいもの。