熱海温泉の守護神といえば、
「熱海湯前神社」につきる。
湯前神社(内田進奉賛会長)は、古社として、
今から、1400年以上も昔、
薬師権現が里人の夢枕に立ち、
大湯を祀るよう神託があり、
この地に鎮座したという言い伝えが、
「伊豆の国神階帖」に、
従四位上熱海湯の明神と記されている。
昨日9日は、湯前さんの宵宮で、
宵宮の神事は、
大湯間歇泉苑地にて湯汲や、その汲み湯を神前に
捧げて祭りを挙行した。
汲み湯神事に参加したのは、
内田会長以下奉賛会員の他、熱海市助役、
小生を含む市議会関係者(宇畑副議長、岡、橋本各議員)、
熱海温泉ホテル旅館協同組合、
熱海商工会議所、熱海観光協会、
熱海温泉浴場組合役員、熱海芸妓衆など、
温泉・観光に携わる関係者が焼く30数名が参列した。
雨宮宮司(来宮神社)が祝詞を相乗した後、
参列者全員が玉串を捧げ、
泉脈が枯渇しないよう、熱海市の発展を祈願した。
内田奉賛会会長は、
「今朝明日はこの冬一番の冷え込みということだが、
この時間になり穏やかな陽気となり、
湯前さんのお恵みと感謝する」と、挨拶に立ち、
水谷助役は、
「温泉あっての熱海であり、一日も早い
経済波及が熱海市に波及することを願う」と、続けた。
小生が昨日、
熱海市議会政策会派「熱海会」へ、
電撃入会したことを受け、
雨宮宮司を始め、奉賛会員からも
「あれっ、橋本君(橋本議員)と仲が良いので、
民主党だと思っていた」だの、
9月の市長選がらみの戦略的な深謀遠慮では、など、
様々な意見が飛び出したが、
全般的に、
熱海市再生への布石になることならばと、
一応の理解を得た。
尚、今日10日は、
午後1時から同神社において、
献湯祭が斉行され2日間にわたる
「湯前神社」春季例大祭は恙なく終了した。