熱海市銀座町に、
おばんざい「こだま」はある。
京風家庭料理を出すお店で、
酒も各種そろっている。
小生が公私ともお世話になっている、
山口ファミリーのボス、
山口雅平氏からのお誘いで、
久しぶりに、おばんざい「こだま」に入る。
おばんざい「こだま」は、かつて、
”こだま寿司”として、熱海市内外から常連客を
多く集める有名店だった。
(生前の池田氏とご主人に囲まれる、美智代さん)
ご主人の「児玉富士夫」氏が2年前に急逝され、
その後、おばんざい「こだま」として、
未亡人の「児玉美智代」さんがお店を切りもりしている。
(写真右、児玉美智代さん) (写真左、鈴木三郎氏と山口雅平氏)
こだま寿司時代は、
故池田満寿夫氏(版画家・作家)と
バイオリニスト佐藤陽子さんが、
大のご贔屓店としても人気を集め,
写真家故「蕪木研爾」氏とここで知り合い、
wwwau.kodak.com/JP/ja/professional/photoSalon/4p145400.shtml
池田氏の陶芸作品集を、
蕪木氏が写真に収め発売され好評を博した。
(写真はその作品をキャメラに収める蕪木氏と池田氏。左は小生)
店に入ると、鈴木三郎氏(ABCホーム社長)と
山口氏がビールと焼酎で始めていた。
白木のカウンターに、銀杏串焼きや
小生の好きな、かぼちゃの煮物、枝豆、ししゃも等が
丁寧に出されるが、それぞれの旬の味覚を承知しているせいか、
常連には注文しなくてもツマミが出てくるのが嬉しい。
話題は今月公表された
熱海市内の大手宿泊施設競売物件に関する、
競落価格や後利用に関する推測などや、
共通の知人だった、
故池田氏や亡くなったご主人に纏わる
思い出話で盛り上がった。
山口氏の奥さんが顔を見せ、
特製マグロの「ずけ丼」を注文、
美智代ママは手馴れた包丁捌きを見せ、
マグロを切ってゆく。
それを見ていた、鈴木氏も
単品でずけ刺を注文した後、美智代ママに
デジカメ撮影を依頼、
(写真左より鈴木、山口各氏と小生、山口夫人)
上記の写真が出来上がった。
おばんざい「こだま」、
単なる家庭料理の店だけでなく、
居酒屋としての機能も併せ持つ和風料理店。
ほのぼのとした雰囲気と、2階は宴会ができ、
20人ほどの人数でなら落ち着く広さである。
おばんざい「こだま」
熱海市銀座町
電話0557(83)2648