釧路発ANA742便不具合につき欠航

8月15日(日)、
釧路空港発羽田行き。
ANA742便は、
定刻午前11時30分フライトの予定だった。
小生はこの日、午後の便(5時50分発)を
予約していたが、関東地区の落雷注意報と、
急遽東京の友人と会うことで、
午前の便に変更していた。
午前10時、小生を釧路空港に送ったのは、
高校入学時以来5年来の親友、
「伊木繁樹」(釧路石炭社長)氏。
                  (写真は伊木繁樹氏)
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一昨日のゴルフや同窓会、
2次会での同期会の思い出を語りながら、
握手して別れ、搭乗手続きを済まし
控え室で出発を待ったのである。
ところが好事魔多し。
ANA742便は”機内の不具合”との理由で、
欠航し代替便の出発は午後17時30分と
6時間もの大幅な遅れが生じると
ANA担当者からアナウンスされた。
日本航空や他の便に変更を求めたが、
お盆ということで満席のため、
釧路空港に6時間、
缶詰状態を強いられたのである。
ANAは申し訳程度に、
昼食券(1,000円)を配布して、
乗客の怒りの矛先をかわそうと汗だくだった。
福岡空港での日航機エンジントラブルや
キプロスでのギリシャ航空墜落など、
飛行機事故が相次いでいる。
満席の乗客からは各々の都合に沿った
予約をした手前、怒りを顕にしANA関係者を
罵倒する場面も見受けられた。
しかし小生はあらためて運の強さを実感した。
搭乗する前の発見だった。
仮に途中で故障箇所が露呈し、
引き返したとしても、着陸するまでの間
死に対するプレッシャーは
想像を絶する重圧となって
襲い掛かってきたのではないか。
空港内待合室には、
各ローカル便搭乗者を含め満タン状態。
       (電子時計が午後5時4分を記した釧路空港待合室)
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丁度テレビでは、
全国高校野球夏の大会が映し出されており、
仮眠も含め時間を適当に流し、
”お盆”の時期のアクシデントを
更なる好転のキッカケと受け止めた。
運命論者ではないものの、
”運”、”不運”がいつも背中合わせを実感した。
やはり、先祖供養を怠らずして
毎年欠かさず、釧路の地を訪れたことが幸いしたと
感謝した一日でもあった。
代替便の機長から、
ANA742便のエンジン冷却部分のダクトに
何らかの欠陥が発見され、
急遽欠航したとの説明があり、
午後7時10分、無事「羽田空港」に着陸した。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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