話は、10日に戻るのだが、
沢竜二座長が出演している、
上延生ヘルスセンターを出たのは16時15分ごろ。
予約しておいたタクシーに乗る。
「ここは作曲家船村徹さんやナベサダ(渡辺貞夫)の出身地」と、
道すがら、
栃木弁独特のしり上がり口調で説明を受けた。
「あ~、それで座員が”祭り歌”(船村徹曲 鳥羽一郎歌)で
会場を盛り上げたんだ」と、後になって理解した。
運転手さんはなおも話しかける。
「関東バスが整理回収機構送りになり、
バスの運行が減った。
最初から私を予約しておいて正解だ。
この辺は土地が広く、一家に家族分だけ車がある。
酒場も運転代行者が普及して、タクシー不況でマイッタ」
「バブルの時は一日5万円は稼いだものの、
今では、3万円も上がらない」
聞けば、同じ年。
あ~だ、こ~だとグチを聞いて20分。
これで、片道4,800円。
「あ~お腹が空いてきた」
そうそう、
宇都宮で有名なものといえば、「餃子」だ。
幸い、
新幹線駅ビルに”みんみん”という専門店があった。
http://www.minmin.co.jp/ みんみんパセオ店
大勢の人が並んでいた。
並ぶだけの価値はあった。
一人前6個入りで、220円。
安いだけでなく、うまいのだ。
宇都宮が町おこしとして
大成功した料理文化掘り起こしの見本である。
で、餃子のお持ち帰りを10人前。
「なるほど、うまきゃテイクアウトしてしまう」
他店の味を賞味することはできなかったが、
宇都宮餃子の看板やのぼりに、
勢いを感ずる。
町おこし食料理としては、
古くは「喜多方」、「米沢」のラーメンや
近くは、
富士宮の「焼きソバ」、
http://www.kanshin.com/?mode=keyword&id=322070
が全国発信で話題を呼んでいる。
最近では、
舞鶴の「肉じゃが」、
http://www.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp/book/monthly/0103/html/t27.htm や
龍ヶ崎の「コロッケ」
http://www.joyoliving.co.jp/topics/200409/topics0409018.htm
が、”食”による町おこしとして台頭してきた。
翻って、わが熱海市の場合、
「温泉饅頭」や「干物」以外、
町おこし食料理開発 の実態は見えてこない。
「よ~し、熱海に帰った全国発信できる食料理を見つけるぞ!」
と、意気込んで熱海に着くと、呼び出しが。
「Rリゾート」のY所長とお世話になっている「H」さんからだ。
あれだ、これだと、
大笑いのその場で、
久しく会っていない
(夜)橋本議員に電話をかける。
きっかけは、松尾さんが急に現れたからだ。
橋本議員が楽しんでいた
某所に押しかけ、そのあと2軒。
よくぞ、お付き合いしていただきました。
で、食料理で町おこしの話はどうなったかって?
翌日の昼、鈴木三郎さんと山田雄三さんと、
「わんたんや」にお邪魔したときに、浮かんだのです。
ヒントは、焼き物です。
相手方に、承諾をいただき次第
該当する”食料理”で、
熱海発ができるか否か、掲載させていただきます。