3月11日(金)午後3時10分より
村山憲三市議(熱海市政調査会)の3月定例会での
質疑応答が行われた
テーマは、平成17年度一般会計予算についてと一般質問。
写真左より、市役所通用口エレベーター前登壇順掲示表
村山憲三会派控え室入り口看板(熱海市政調査会)
議長から指名され、演台に向かう前のショット。
登壇の、前節は以下の通りである。
熱海市政調査会、村山憲三でございます。
ただいまから、3月定例会に上程されました議案に対する質疑
並びに一般質問をさせて頂きます。
さて、今年も早、3月。
ますます、基幹産業が淘汰され市内経済の落ち込みが加速しています。
そうした中、平成17年度一般会計予算が上程されました。
しかし、私の目からは、市内経済再生への
具体的速攻案は今年も見えず、
机上の空論が羅列している、と、
あえて苦言を呈する次第でございます。
最も、不可解なのは、2番煎じ3番煎じの感が拭えない、
5年先の「花の都」作りを軸に
税を費やしていることでございます。
私は、遅きに逸した感は、拭えないものの、
行政が今取り組むべき最優先課題は
東海岸町休廃業ホテル等の買収を含めた、
大胆な優遇措置による企業誘致に活路を見出すことではないかと、
声を大にして申し上げたいのでございます。
私は、川口市政誕生から一貫して、反体制を貫いてまいりました。
思い起こせば、約20年前。
私は、ある「学校建設」に絡んだ事故に
間接的に遭遇いたしました。
市が発注したゼネコンによる、手抜き工事が原因と見られました。
事故当時、現場にいた職員も、熱海市も対処が大幅に遅れ、
弱者救済どころか隠蔽工作や責任の
“たらいまわし”に対する、苛立ちや不信感が
今なお消えてないのであります。
3期11年目を迎えました川口市政。
親切と文化、市民を真ん中にした市政を公約に掲げ、
宿泊客を宴会型から家族連れや小グループ、
女性をターゲットにした観光地つくりを進めて参りました。
しかし、観光客減少や消費流出で
市内商店街や基幹産業の衰退が加速し、
収納率の悪化や巨額の滞納が慢性化し、
人口激減と少子高齢化を際立たせ、
夜逃げの町、風化する町、地盤沈下の町を
目の当たりに、多くの市民の間には、
川口市政に対する失望感が広がっているのは隠しようもござません。
その、失望感を増幅させた、「熱海花の博覧会」。
無定見な、単独興行。
2億4千8百万円もの巨額赤字垂れ流し。
初期対応のまずさ。
うわべだけの反省。
結果責任のすり替え。
時間経過とともに、風化に追いやる談合的構造。
結果責任追及議員の一人としても、
“ふざけるな”としか、言葉が見つからないのであります。
しかし、山高ければ谷深し、とでも申しますか、
鉄壁の守りにも綻びを感じさせる社会的問題が提起されたことで、
議会改革や住民本位の市政推進に期待する次第でございます。
そこで、お尋ねいたします。
熱海花の博覧会実行委員会の最高幹部の一人であり、
市長が最も信頼する支持者が贈賄で起訴され波紋が広がっています。
この方は、市長が実質任命などして、
熱海市の要職を複数兼務しておりますが、
私の記憶では、未だ辞職表明していないばかりか、
上申書に関する署名運動が半強制的に
旧熱海市内の老人会役員や
商工会婦人部を通じて行われています。
市長さんにはこの事件についてのコメントを頂くとともに、
この署名運動に熱海市はどこまで
関与しているのかも併せてお応え頂きたいと存じます。
次に、上宿裏通り支線橋梁不適正占用問題でございます。
この橋の占用許可に関しては、
平成12年、「竣工検査の手続きを経て、
市道認定を上程した案件が不手際を指摘され撤回され」
現在に至っておりますが、今なお、
下部工改修工事されないまま車両通行が
当たり前のように頻度を重ねており、分譲地住民から、
「不慮の事故」を懸念するという陳情も頂いております。
当局の業者に対する弱気の姿勢と、
当該の元職員は県熱海土木事務所担当技監として、
特に橋梁に関する専門家でもあったと記憶しています。
占用許認可認定権者として、下
部工改修工事手抜き黙認との関連性があったのか、お応えください。
次に、平成17年度熱海市一般家計予算のうち、職員給与についてお尋ね致します。
日本の公務員給与の高さは異常であります。
日本には国家公務員が96万人、
地方公務員が311万人、
計400万人いるわけですが。
その人件費は年間35兆円と膨大であります。
一人平均970万円と、
日本一の「高収入業種」と、
羨むばかりであります。
このことからも、
官民給与格差が益々広がる中、我が熱海市職員の中には、
国家公務員よりもさらなる高給取りが勤務しているわけでございます。
現在、熱海市職員数は687人。
男性472人、女性215人。内、夫婦共稼ぎが42組。
そして、市外通勤職員が全職員の25%強の
164人を数えており、夫婦共稼ぎ通勤職員が7組在籍しています。
うち、市職員の中に、3人で31,830,000円、
一人平均10,610,000円もの高額所得者も勤務しております。
血税を徴収する行政として、
市民感情を逆立てさせないためにも
賃金カット等の英断ができないのか。お応えください。
高額な職員給与とともに、
改善されなければならないのは、
無駄は公共事業であります。
日本の公共事業が適正価格の2割高というのは常識でありますが、
改修したばかりの建設箇所を別の予算が付いたからといって、
何のためらいもなく取り壊し新たに改修するなどという
税金の無駄があれば当然問いたださなければなりません。
これに関連してお尋ね致しますが。
起雲閣和館改修工事の一部ズサン工事が
指摘されているが、把握しているのか、
また、修繕して間もない箇所を取り壊し、
無駄に血税を垂れ流すことにどのような整合性があるのか。お応えください。
さて、昨年12月議会でもお尋ね致しました、
東海岸町高層マンション建設問題であります。
熱海の眺望と景観を守る会の、
ゼファー高層マンション工事禁止申し立て請求に関して、
熱海市はどのような行政指導をしていくのか。
また、旧つるやホテル跡地の優遇措置施策については、
昨日同僚議員からも、同じ質問がございました。
市長は、「法に基づき着工しているが、
加ト吉の会長とはあの場所は観光熱海の象徴的な場所であり、
ライトアップ等周辺の観光整備もしてきた。
加ト吉やゼファーの社長は観光施設建設を約束しておきなながら、
唐突として、高層マンション建設を着工した。何の話もなく、
心外であり、観光の足を引っ張るので、撤退を求めて戦っていく」
と答えていました。
また、観光関連施設企業誘致の優遇措置についても、
「前向きに検討していく」という見解でございましたので、
ここでお応えいただかなくても結構でございますが。
だが、不可解な話であります。
財源を求め、市長自ら招いたマンション凍結解除
の当然の帰結であり、12月議会でも若干触れましたが、
ゼファー側との協議において、
短絡的な感情のもつれを原因とした、
利害関係同士の話し合いを飛び越えた法廷闘争ではなかったか。
と、推測しておりますので、再質問でお聞きいたします。
次に、愛知万博を視野に入れた外国人客、
特に韓国、中国の方々の受け入れ態勢について、
国際温泉文化都市を標榜し誘致を進めていますが、
街中や商店、飲食店等に表示板やサインもなければ、
各業種別のマニュアルもありません。
熱海市としては、この問題についてどの部署がどのように、
いつ、対応していくのか。お応えください。
続いて、
熱海花の博覧会の結果責任について、
その責任者の一人北本総合プロデューサーの
説明責任招致が遅れておりますが、その理由を明確にお応えください。
最後になりました、
湯河原梅林が有料化へ向かい、
3月定例会へ条例議案提出され承認されると聞き及んでおります。
我が熱海市も、梅園の施設整備など財源確保のため、
梅祭り期間中の有料化早期実現は可能か、否かお尋ね致します。
当局のおかれましては、昨日からから重複する質疑もございますので、
簡単明瞭にお応え頂くことを切にお願いして、
壇上での質問にかえさせて頂きます。
これに対する、当局側の答弁は後日記載致します。
村山先生こんばんは 今晩10時に無事大阪に着きました。 熱海では今回も色んな所に連れて行って頂き、本当にいつもの事ながらとは言え、何から何までお世話になり本当にありがとうございます。
また、いつも先生と居ると必ずと言っていいほど、いろんな
ハプニングや偶然な出来事が起こりますね。
ホント不思議です。
(これが楽しい事なので良いんですが・・笑)
さて 僕の今回で2回目の本会議傍聴の感想を述べたいと思います。
僕が今回一番不思議に思うのは、やはり北本花博総合プロデューサーの巨額赤字説明責任に関する市側の観光担当責任者の平然とした顔で言った答弁内容です。
昨年12月に傍聴した時の内容より、相も変わらず「まだ本人は居るが連絡を取り合ってる最中」等と大阪から来た私にとっての目線で言うと、よくもまあ期限も切らずにのんびりとした無責任な言い回し、これだと大阪ではまず誰も黙っちゃいないと、単純・素朴に思いました。
私が村山先生と親しい間柄と言う事など、全く差し引いて、本当に外側にいる者の目線で、冷静且つ客観的に見て 通常民間の立場では、絶対こんないい加減な回答はまず通用しません! 前回より進展どころか後退してると普通の人なら、誰でも感じるはずですよね。
熱海市民は、この回答でどう感じているのでしょうか?
正直聞いてみたくなりました。
まともな人なら許せませんよね・・普通
具体的に日にちを切りハッキリと招致しないと前には
絶対進みません この問題は・・
これが正に、行政の感覚と民間の感覚の違いですね。
僕がこの担当者の立場なら、平気でしかも真顔でこんな
言い方出来ません。
なぜなら!相手は絶対こんな返事(言い訳?)許してくれませんからね・・
熱海ってこんな旧来依然とした答弁をする人が、行政幹部としてにいるから(いや明確に言うと本当の責任者は市長だと思うんですが・・)
これだとこれからも街は沈みっぱなしなんじゃないですか?
この時もう少しまともな感覚を持った人が、改革を本気でやらないとダメだと思ったその顕著な場面だと思いました。
先生、いや村山憲三議員 もっとしっかりやってください。 橋本一実議員ももっと真剣にやらないといけません! あの寒い中一緒に熱く語った街頭演説 あれを忘れてはいけません。
まだまだ矛盾する点を挙げれば、枚挙にいとまもありませんが・・
今日はさすがに疲れました。
もう寝てもいいですか?
おやすみなさい。
松本さん、ありがとうございます。
熱海市は市長が変わらなければ、再生不能です。
熱海市議会21人中11人プラス1が川口市政擁護派。
小生を含む、5人ほどが反体制派です。
(その中でも、市役所組合員と共闘する議員さんを
除くと、残念ながら、、、)
熱海市の建設協会長や熱海市連合町内会長に
長期間(平成5年~)君臨された人物が、
賄賂で起訴されました。
熱海花博実行委員会の幹部だったこともあり、
熱海市のイメージ損壊という、
不幸な出来事でした。
その人物に対するコメントを求めたところ、
人物を立派な人物と応えた
熱海市市政担当者を
傍聴席でご覧になって、
この川口市政の本質が見えたというご意見でした。
また、小生を傍聴して頂いた市民が携帯電話を
非通知にせず、無意識のうちに
鳴ってしまったハプニングに、
議員の中かから、その傍聴席に向かって
露骨に不快な表情を浮かべ、
非難の声を上げたことに、
松本さんは、
「何ですか!、あの議員達は。誰を傍聴にこようが熱海市民に変わらないだろう。徴税義務を怠っているわけでもないんでしょう?、あの傍聴席のご老人」
と、憮然としておられました。
権力とはそうしたものです。
忘れるんです。
「何だ、議会軽視も甚だしい」と、
いう議会の規律規則を杓子定規に受け止めた
態度だったと、寛大にお願い致します。
ただ、中には
当選してポストを握る側と
政策に異論を唱える側との
大きな乖離は隠しようもありません。
そんな、争いより、消えゆく熱海の
カンフル剤に、
何をどうすればいいのか、
我々議員全員が一致
協力しなければならないのですが
難問です。
ですから、小生は、
選挙戦の市民から頂いた
一票の重さをしっかりと受け止め、
4年に一度頭を下げる議員の一人に
ならないよう、
熱海市再生のために
血税の無駄な流出をチェックし
川口市政に対する監視の目を
ずらさないように
頑張りたいと思います。
そうした議員さんと今後、
熱海再生への意見の合致を求めて
調整をはかれれば幸いだと思っています。
今後とも、熱海市議会に注目していてください。
ありがとうございました。
5対16。多勢に無勢。
熱海を何とかしようと真剣に考えている議員さんたちの
なんと少ない事か。
頑張っている議員さんたちにエール!
一市民さん、投稿有難うございます。
市政への不満等がございましたら、
どうぞ、どしどしご意見を頂きたいと存じます。
今後とも、よろしくお願いいたします。
上宿裏通り支線の問題ですが、ある業界関係者に聞きますと、その件は業界内ではタブーとされてると言っておりました。市の対応は県及び市職員、そして施工業者の擁護としか考えられません。住人としましては、早急に市道へ移管したい気持ちで・・・
その通りです。
開発業者Kと元吏員K。
それに絡んで、元議員H等を含んだ
利権トリオが、小生の告発で
宙に浮いてしまったタブーな
出来事です。
次期、建設部長「植松」氏が
継続して、小生の問題提起に
頭を悩ます事になると想像します。
もう、巨悪を許さない市民の問題意識を
喚起したいと、思います。
今後とも、宜しくご指導下さい。