熱海市職員の時間外手当増額傾向と改善策を問う。

午後1時01分、大阪から中島伸一氏(ルメートルセラピー)が到着した。
午前中は今日締め切りの本会議提出通告書を議会事務局に提出、質問の主旨について、
観光部長、財政課長、まちづくり課長、建設課長ほかを控室に向かえて説明する。
質疑項目については後日順を追って説明させて頂く。話は前後するが、

中島氏を熱海駅にお迎えした車には、ルメートルセラピイーに興味津々の、
蕪木研爾氏(写真家)の未亡人と事務所のスタッフが同乗していた。蕪木さんは
東京の戻る前に昨日に続いて昼食を共にしたいと、渚町のイタリアレストラン
「門」にお誘い頂いた。午後1時30分を過ぎても満席で人気の高さを伺わせた。
ピザとボンゴレのハーフセットで、ビューティー&エステに関する質問が、
中島氏に集中する。この間、女性とエステの関心度の高さにお付き合いする。食事後、

蕪木さんを熱海駅に送り届け、その足で熱海市内をぐるり一回り観光案内し、
宿泊先のホテルサンミ倶楽部へ。再び庁舎に戻り控室に散らしていた資料を整理する。さて、

職員の時間外通勤の実態については既報の通り、ここ数年平均で

1億円以上もの時間外手当が支給されており、サービス残業の懸念や今後の方針について、
6月議会に続いて9月議会でも質問するため、その後の改善策や回答を求めたところ、
鈴木行政経営課長から回答が届いた。下記のような回答が届いたのでご案内する。

ー時間外勤務の縮減に向けた取組み等について、お答えします。今年度に入り、
職員数の削減が一層進んだこと等に伴い、時間外勤務が増加傾向にあります。

実 績の出ている4月から7月までの職員全体の時間外勤務の状況につきましては、
前年度対比で◎「4月が52時間の増加」◎「5月が1,141時間の増加」
◎「6月 が533時間の増加」◎「7月が▲472時間の減少」となっており、
夏季節電期間におけるノー残業デーの拡大実施を始めた7月を除き、
各月で時間外勤務が増 加しています。こうした状況に至った

“業務効率面”からの原因としては、「社会保障関連経費が増大していることに伴う
国・ 県等への補助申請業務が短期間のうちに重複することによる他の

◎ルーティン業務への悪影響」◎「庁舎建設事業産業振興事業等の新規重点事業への対応」
◎「突発的な緊急作業・工事設計業務の発生」
◎「台風・大雨等の自然災害の発生による警戒配備に対する動員」等が挙げられます。また、

“人員配置面”からの原因としては、

◎「産休・育児休業取得職員が生じたことによる他の職員の負担増」
◎「ベテラン職員の異動等に伴う業務効率の低下」等が挙げられます。

(注・ルーティン=決まりきった仕事、日々の仕事)

(つづく)

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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