インドネシアの大学とインターンシップ事業の現状を探る①

当初、
インターンシップ事業には、
殆ど感心がなかった。

一般的には、

東アジアからの
大学生を一年間だけ、
人手不足が続く、
日本のホテル旅館及び
宿泊施設を中心に、
語学を学びながら、
日本のきめ細かな
接客マナーを
有給研修させることで、

学生と大学側、
受け入れ施設を開拓した
事業財団がそれぞれ、
ビジネスチャンスをもって、
収益を図る、いわば、
ピンハネ、仲介業の
印象が強かったからである。

また、

研修に参加した大学生を
日本の施設に
受け入れてから
本国に送り届けるまでの
一定期間の
安全と安心を担保しなければならない
リスクも伴う
難しい事業との認識があったからだ。

ところが、

台湾の大学を訪問し、
林俊宏氏(Flank Lin)が関連する
各大学に在籍する
学生さんと
ふれあった際に、
日本に関心を持つ学生さんが
以外に多かったことや、
帰国後に、

教育文化国際交流の
田中理事から、
繋いでくれる大学があれば
表敬訪問して
財団の
インターンシップ事業について、
説明したいとの要望を受け、
林俊宏氏に報告したところ、

10月初めに、

田中理事を伴い
訪台する運びとなったのだが、

既報の通り、

ブルネイ在住の
元駐ブルネイ大使館の
「O」一等書記官から、

イスラム教国である
インドネシアでの
インターンシップ事業に関する
情報が次々と届いたことで、

先日名古屋で
岡村財団本部長と
田中理事を前にその情報を
資料とともに開示し、
インドネシアの大学との
インターンシップ事業に対する
関心度について斟酌した。

インターンシップを希望する
学生さん等の費用負担や、
日本の受け入れ施設他、
手続き費用全般に関する
諸費用に関しては
現段階ではオフレコにするが、

インドネシアでは現在、

日本とインドネシアの
経済連携協定の下で、

日本の老人ホームなど
看護施設で働く
看護学生の候補者を求め、

◯▼や◇倶楽部というのが
インドネシア人看護資格者の
買収に乗り出している模様で、
日本の最大手の
◯ソ◇を通して派遣したよいうだ。

インドネシアには現在、
他にも経由させる組合は
たくさんあるようだが、
表裏があり、
どこも
価格勝負の様相を見せており、
学生に対する、
熾烈な争奪戦があるとの報告を
そのままお伝えして
教育文化国際交流財団
役員との
名古屋訪問を終えたのである。

写真は岡村財団本部長。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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