「浮浪雲」(ジョージ秋山原作)40年前の舞台化と私的外伝。

今日と明日の2日間、
一泊2日の予定で訪阪する。

向こうでの事柄については、
帰宅後に振り返るとして、

先ずは、

先日記載した、
ビッグコミックオリジナル連載、
ジョージ秋山原作の
「浮浪雲」が、
45年間目の完結を記念して、

小生が間接的に関わった、
「浮浪雲」の
私的外伝について
少々付け加えたい。

今から40年前に
俳優座劇場で上演された
「浮浪雲」(ジョージ秋山原作)は

当時旅役者として
人気の高かった、

沢竜二さんが座長を務め、
脚本と演出を担当した、

沢さんの厳し演出に、
名前は言えないが、
涙を流す役者さんや
付いていけないと酷評する
出演者もいたが、

いざ幕を開けてみると、
一人の脱落者も無く、
見事に舞台が務め上げたのである。

この芝居で小生は、
チラシに本名で名前が載り
役者として、

悪徳商人の片割れ
”桔梗屋”役で出演している。

チラシに掲載されている

当時著名だった役者さんや
流行歌手を見る度に

稽古や本番を通じて

国際放映で交流のあった
役者さんらを通じて
意気投合し食事を共にし
酒を酌み交わし、
芝居を通じて連帯感が生まれ、
個人的な親交も生まれた。

ここに至る経緯は

当時、

沢竜二氏を贔屓にしていた、
熱海在住の”某実力者”に
近い位置にいたことから、

公演の協力にあわせ
小生の出演が
鶴の一声で決まったのである。

通常ではあり得ない、
チャンスに心が躍ったものの、

国際放映ロケマネ時代に、
何度もちょい役を
カット割りで出演したことはあるが、
観客を前に
芝居を演ずるには、
それそうおうの責任感と
プレッシャーを感じたが、

沢竜二さんの
キャスティングの妙で
芝居の厳しさと楽しさ、
チームワークの大切さを学び

役になり切り
人前で演じたことで、

翌年9月に行なわれた
市議会選補欠選挙出馬に
影響を与え
その後の人生に
インパクトを与えた。

チラシを見るたびに、
今でもその時の思いでが
鮮明に蘇る若かりし日の
貴重な体験となっている。

”浮浪雲”の完結にあわて、

村山けんぞうの
「流浪雲」外伝として
記憶に留めておきたい。

 

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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