高橋弘会長(万葉倶楽部)の自伝”わが人生”(72) ー1963年フィルム代と現像料の分離を求めるー

小生の自宅や事務所のPCや
新規購入したiPadproとの、
Mac環境を整えた後、

熱海ネット新聞や
小生のブログの点検などの
作業を行い

今日の午前中に上京した。

さて、

高橋弘会長(万葉倶楽部)の自伝、
”わが人生”’(72)回目を掲載する。

・・・・

ー大手フィルムメーカー数社が
カラーフィルムの販売•現像を
独占している状態を打破しようと、

1963年、

私はメーカー側に闘いを挑みました。

メーカーと内容証明郵便の
やり取りを重ねる中で、

登山仲間の
設楽美徳(しだらみのり)さんに

「公正取引委員会(公取委)に
俺の友人がいるから相談してみたら」

と言われた私は、

公取委への申告を思い立ちました。

独占禁止法に
違反することがあると思ったら、

誰でも公取委に通報し、
適切な措置を
求めることができるのです。

彼が同行してくれ、
東京の庁舎で
公取委の係官に
事情を説明しました。

すると、

「実はかつて米国のコダック社が、
あなたの指摘する
日本のフィルムメーカー同様、

フィルム価格に
現像料を含めて販売していました。

それに対し

独占行為と云う判決が出て、

「コダック社はフィルム代と
現像料を分離したのですよ」

何と、既に

米国では現像料が
分離されていたのです。

(つづく)

写真は、
(故蕪木研爾氏(写真家)にある
墓石を前に)

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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