高橋弘会長(万葉倶楽部)の”わが人生”(26) – 熱海大火を目の当たりにするー

今日はGWの後、
久しぶりに上京する。

夕方から雨の予想だが、
降り出す前に帰宅できるよう、
あれやこれやの
野暮用を済ます予定である。

さて、出かける目に、

高橋弘会長(万葉倶楽部)の
自伝(神奈川新聞連載)を掲載する。

・・・わが人生 その(26)・・・

ー静岡県の熱海市立熱海中学校
3年になったばかりの1950年4月、

熱海市街が大火に襲われました。

夕方、

工事現場での火災が強風に煽られ、
一気に燃え広がったのです。

わが家は市の中心部から
約3キロ離れた
伊豆山の中腹にあり
市街地の空が
真っ赤になっているのが見えました。

「おい、大変だ」
「熱海が全部燃えちゃうぞ」

友達とは走って見に行きました。

鎮火したのは深夜になってから、
市の四分の一が壊滅したそうです。

同年、
大火からの復興にあわせ、

熱海国際観光温泉文化都市建設法が公布されました。

これにより
中心地域が区画整理され、
道路や下水処理場など
社会基盤が整えられていきます。

熱海は災いが一転し、
観光都市として
大きく発展していくことになるのです。
(つづく)

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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